高校生向けの講演会について、テーマや講師についてお悩みですか?
卒業後の進路やキャリア・夢について悩む高校生には、高校生向けの講演実績が豊富な講師に依頼するのがおすすめです。
この記事では高校生向け講演会を成功させるポイントやおすすめテーマをご紹介します。最後には講師派遣NAVIおすすめの講師も紹介しているので、講演会を計画している方はぜひ参考にしてください。
高校生向け講演会を成功させる3つのポイント
高校生向け講演会を成功させるポイント
高校生向け講演会を成功に導くためには、以下の3つのポイントが重要です。
- 運営は生徒たちに積極的に任せる
- 設定時間は60~90分がベスト
- 一方通行の講演にならないよう気を付ける
それぞれのポイントについて、順番に解説していきます。
運営は生徒たちに積極的に任せる
高校生向けの講演会では、司会を含め、運営自体を生徒たちに積極的に任せて問題ありません。小学生や中学生向けの講演会なら大人がメインとなって進めていく必要がありますが、高校生ならかなりしっかり運営を進められます。
講師や高校生たちが一緒に講演会を企画することは、お互いにとってプラスの経験となります。もちろん教師が監督したり最終チェックしたりすることも重要ですが、会場の設営や司会なども高校生に任せてみましょう。
司会についても高校生になると中学生より達者に進められますし、司会が得意な子や慣れている子は大人顔負けのレベルで進行できるケースも少なくありません。
司会については、生徒会など人前で話し慣れている子に任せるといいでしょう。
設定時間は60~90分がベスト
高校生向けの講演会なら、設定時間は60~90分がベストです。小中学生の場合は60分を過ぎると集中力が切れる子が多いのですが、高校生は体力も集中力も伸びているので、60分以上時間を取っても問題ありません。
ただし時間配分については工夫が必要です。次の章で詳しく解説します。
一方通行の講演にならないよう気を付ける
前述の通り、高校生なら60分以上の講演会でもOKです。しかし一方通行な講演会にすると飽きたり集中力が切れたりして、寝落ちする子が増えてしまいます。
60分以上の講演会を企画する場合は質疑応答の時間もしっかり取り、高校生側からもたくさん質問できるなど飽きさせないよう企画しましょう。
例えば講師が話す時間を40分、質疑応答を40分などプログラムを工夫することがポイントです。ほかにも途中でビデオ視聴を挟んだり体を動かすプログラムを挟んだりと、講師と相談しながら企画していくとより完成度が高まります。
高校生向け講演会におすすめのテーマ一覧
高校生向けの講演会なら、以下のテーマがおすすめです。
- 進路やキャリアについて
- 夢や将来について
- 人権について
上記のテーマは難しい講演内容になりがちですが、必要以上に子どもの目線まで下げて話す必要はありません。
特に高校生になると卒業後の進路について選択肢が増えますから、大人でも考えさせられるような内容でも、高校生はきちんと受け止めて学びを得てくれるでしょう。
高校1年生と3年生でもテーマを大きく変える必要はなく、同じレベルの内容であっても問題ないでしょう。
それぞれのテーマについて、1つずつ詳しく解説していきます。
進路やキャリアについて
中学生はよほどの事情がない限り、全員進学して高校生になっています。しかし高校生は卒業後進学するか就職するか、この2つで大きく進路が分かれます。
また進学といっても、4年制大学・短大・専門学校など様々です。高校生自身も、日々の生活の中で「進路をどうしよう」と悩むことも少なくないでしょう。
高校生の中にはすでに明確な目標を持っており、進学せずに働くと決めている子もいるでしょう。大きく進路が分かれる高校生の将来を見据え、進路やキャリアについての講演会は高校生にとって大きな学びになります。
例えば、講師派遣NAVIの事例として、過去に落語家の方に講演をお願いしたことがあります。
講演ではどのように大学を選んだのか?なぜ落語家を目指したのか?どのようにして落語家という仕事に就いたのか?といった内容を通して、進路やキャリアに対する考え方や向き合い方を高校生に語ってもらったこともあります。
夢や将来について
高校生は進路や進学だけでなく、その先にある夢や将来も具体的に考え始めます。すでに将来像を思い描いている生徒がいる一方で、「夢も将来もイメージできない」と悩んでいる高校生も多いでしょう。
「夢や将来について」というテーマなら、アスリートに講演してもらうケースが人気です。
講師派遣NAVIでも、アスリートから監督になった方や全く別のキャリアに進んだ方など様々な講師が在籍しています。「何をやって生きていくのか?」「目標に向かって頑張ること」といった高校生向けの講演実績も豊富です。
高校生といえば16~18歳なので、10年前にアスリートとして活躍した方も覚えていることが多いです。中学生の場合は10年前の記憶がない子も多く、この点は高校生と中学生の大きな違いです。
自分が子どもの時に活躍していたアスリートから夢や将来について講演してもらえれば、高校生も興味津々で話を聞いてくれるでしょう。
人権について
国際的な課題である人権についても、高校生の講演会テーマとして定番です。高の授業でも人権問題を多く取り上げていますし、人権をテーマにした作文コンテストも多くの自治体で開催されています。
例えば講師派遣NAVIに在籍している戦場カメラマンの渡部陽一氏は、アフリカやザイールをはじめ様々な内戦・紛争地域を訪れ、その様子を雑誌やTVで配信しています。人権や世界平和をテーマとした講演を多く行っており、高校生向けの講演会も実績豊富です。
講師派遣NAVIおすすめ講師
高校生向けの講師を選ぶポイントは、高校生を対象とした講演実績が豊富なことです。ここでは、講師派遣NAVIで講演会実績を持つ講師についてご紹介します。
吉田沙保里(レスリング女子元日本代表)
自宅でレスリング道場を開いていた父栄勝さん(故人)の影響で、3歳からレスリングを始めています。様々な世界大会で初優勝や金メダルを獲得しており、アスリートとして大きな実績を上げました。
ロンドン大会3連覇後の12年11月には国民栄誉賞を授与され、「霊長類最強女子」の異名を持ちます。
現在ではレスリングの指導者に加え、バラエティー番組に出演するなど多方面で活躍する講師です。
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<吉田沙保里 レスリング女子元日本代表>
鳥谷敬(野球解説者、野球評論家)
2003年夏の甲子園出場経験を持ち、2002年春には東京6大学で3冠王に輝きました。同03年にドラフト自由枠で阪神に入団しています。
10年から2年間は選手会長も務めており、13年にはWBC日本代表選出、台湾戦では盗塁成功など多くの実績を上げました。
21年に現役を引退後、22年には日刊スポーツの野球評論家として活動しています。夢や目標達成、体験談といった話を、元野球選手の視点から高校生向けに講演できる講師です。
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<鳥谷敬 野球解説者、野球評論家>
菊地幸夫(弁護士)
番町法律事務所に所属する弁護士で、元司法研修所刑事弁護教官の肩書も持っています。中央大学法学部を卒業しており、現在では社会福祉法人練馬区社会福祉事業団理事、公益財団法人日本バレーボール協会監事も務めています。
日本テレビの「行列のできる相談所」をはじめとするTV番組の出演経験も豊富です。弁護士業の傍ら、地元小学生のバレーボールチームの監督等も務めています。
TVにも多く出演しているので、固くなりすぎないわかりやすい話し方で過去の講演会における評判も高い講師です。生き方や夢、自己啓発や人生、憲法や法律について、高校生向けに講演します。
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<菊地幸夫 弁護士>
京谷和幸(車いすバスケットボール日本代表ヘッドコーチ)
全国高校生選手権に3年連続出場経験を持ち、高校卒業後はジェフ市原と契約。プロサッカー選手になるという夢を叶えた矢先の1993年、Jリーグ開幕半年後に交通事故で脊髄を損傷して以降車いす生活となりました。
その後車いすバスケットボールで新たな夢を見つけ、2000年のシドニーパラリンピックでは日本代表に入りました。その後もアテネや北京など4大会連続でパラリンピックへの出場を果たすなど、大きな実績を上げた講師です。
現役引退後も城西国際大学サッカー部の外部コーチとして活動するなど、スポーツの世界に貢献しています。
メダリストやモチベーション、夢や人権といったテーマについて、メダリストの視点から高校生に講演できる講師です。
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<京谷和幸 車いすバスケットボール日本代表ヘッドコーチ>
里崎智也(野球評論家)
2005年にリーグ優勝と日本一、2010年には「史上最大の下克上」と呼ばれたリーグ3位からの日本一に貢献しました。06年の第1回WBCでは優勝した王ジャパンの正捕手として活躍し、08年には北京五輪に出場しています。
14年に現役を引退した後、15年に千葉ロッテのスペシャルアドバイザーに就任。野球評論家として鋭い切り口の解説が好評で、講演活動も積極的に行っています。
19年から開設したYouTubeチャンネルが人気を博しており、YouTubeで見たという高校生もいるかもしれません。
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<里崎智也 野球評論家>
小椋久美子(バドミントン元日本代表)
姉の影響により8歳でバドミントンを始め、2001年の全国高校選抜ではシングルス準優勝を果たしました。ダブルスプレーヤー転身後は北京オリンピックで5位入賞、全日本総合バドミントン選手権では5連覇を達成しています。
2010年1月に現役を引退した後は、解説や講演、バドミントンを通じたスポーツの楽しさを伝える活動を行っています。
子どもたちへの指導を中心に活動しており、高校生に向けてモチベーションや夢、人生などを解説できる講師です。
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<小椋久美子 バドミントン元日本代表>
入江聖奈(ボクシング女子日本代表)
2020年東京五輪でボクシング女子フェザー級において金メダルを獲得した入江氏は、鳥取出身者初の金メダリストとなりました。
小学2年生の時に読んだマンガ「がんばれ元気」の影響でボクシングジムに入門後、高校からはボクシングに専念。アジアU22選手権の女子フェザー級でも金メダルを獲得し、本大会の女子最優秀選手にも選ばれています。
2022年11月に競技引退しており、日本大学卒業後は大好きな「カエル愛」を極めるために東京農業高校大学大学院修士へ進学しました。
試合の戦略を「カエル」で例えたことからメディアで注目を集め、「カエル愛」が流行語大賞にノミネートされるなど人気の講師です。
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<入江聖奈 ボクシング女子日本代表>
渡部陽一(戦場カメラマン)
「弁護士や検察官など、困っている人を助ける仕事に就きたい」と明治学院大学法学部に入学。旅行者としてコンゴ民主共和国を訪れた際、少年兵に襲撃され、カメラなど私物をすべて差し出しどうにか助かった経験を持っています。
コンゴでの経験をきっかけに、その場の状況を伝えるカメラの必要性を感じ戦場カメラマンとなることを決意。
現在では釣り番組や旅番組、独特な声を活かしたナレーションや朗読を発売するなどメディアでも活躍しており、高校生への認知度も高い講師です。
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<渡部陽一 戦場カメラマン>
萩野公介(元競泳日本代表)
生後6か月から水泳を始め、17歳で初出場したロンドンオリンピックでは400m個人メドレーで銅メダルを獲得しています。
2017年より所属先のブリヂストンと4年契約を締結しており、3大会連続となる東京オリンピックを持って現役を引退しました。
高校生時代にオリンピック出場経験を果たした経験を持つ講師で、モチベーションや挑戦、夢や目標といったテーマを高校生に講演できる講師です。
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<萩野公介 元競泳日本代表>
室山哲也(日本科学技術ジャーナリスト会議会長)
科学番組のディレクターやNHK番組のチーフプロデューサー、解説主幹といった経験を経て2018年に引退。
科学技術や生命、脳科学や環境・宇宙工学といったテーマを中心に講演を行い、子供向け科学番組「科学大好き土よう塾」の塾長として科学教育にも尽力しました。
放送文化基金賞を始め海外での授業歴も多数あり、SDGsやIT・AIといった新しいテーマの講演を得意とするジャーナリストです。
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<室山哲也 日本科学技術ジャーナリスト会議会長>
奥村武博(公認会計士、元阪神タイガース投手)
阪神タイガース選手から公認会計士への転身という異色の経験を持つ奥村氏。公認会計士という難関資格を取得したのはプロ野球初で、デュアルキャリアについて話せる講師です。
公認会計士受験を決意してからはアルバイトで生計を立て、同試験の予備校に勤務して受付を担当するなど目標実現に向けて努力を積み重ねており、現在は公認会計士として東京都のオフィスに勤務しています。
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<奥村武博 公認会計士、元阪神タイガース投手>
まとめ
高校生向けの講演会について、成功へ導くポイントと人気のテーマ、講師についてご紹介しました。この記事をまとめます。
- 高校生向けの講演会は60分以上でも問題ない。しかし一方通行の講演は避ける
- 高校生向けの講演会テーマなら、進路やキャリア、夢や人権が人気である
- 高校生向けの講演会の講師をお探しなら、実績豊富な講師派遣NAVIがおすすめ
高校生は、夢や進路、キャリア形成について本格的に悩んでいる子も少なくありません。高校生に刺さるテーマや講演会を開催すれば、多くの子どもが興味を持って話を聞いてくれるでしょう。
日刊スポーツが提供するサービス「講師派遣NAVI」を利用すれば、講演会までに必要な作業や準備について、講演会のプロが万全なサポートを行います。
興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
日刊スポーツ
講師派遣NAVI事務局
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