渡部陽一氏が「平和と命・健康の大切さ」をテーマに講演

戦場カメラマンの渡部陽一氏が、企業の健康増進フォーラムで「世界からのメッセージ～平和と命・健康の大切さ～」をテーマに講演。全身を使ったジェスチャーを交えながら、独特の話し方で行われるステージは、ポエトリーリーディング（詩の朗読）や一人芝居を見ているようでした。
戦場カメラマンとなり、写真を通して世界の子どもたちの声を伝えたいと志したきっかけを語るとともに、現地で見た戦争の悲惨さを生活・教育・医療など、さまざまな側面から語りつくしました。
さらに、戦争が起こる理由を歴史や政治から解説し、戦争に絶対的な正義や悪はないことを力説しました。戦争の悲しい話が中心ですが、渡部氏のキャラクターと戦場でも希望を持ちながら生きる子どもたちの姿や家族愛のエピソードもあり、最後は温かく優しい気持ちになります。
子どもから大人まで、あらゆる世代に聞いてもらいたい講演です。