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失敗しない講演会講師の選び方!選ぶ前に決めておくべきこともご紹介

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講演会の成否は、講師選びで半分が決まると言われており、講演会を主催される方にとって、登壇してもらう講師選びは慎重に進めたいことです。

「講師選定時、何に着目してその講師を判断すれば良いのか分からない」
「講師を複数選んだが、何を基準に優先順位を決めれば良いのか分からない」


といった疑問点について、講演会手配のプロ「講師派遣NAVI」事務局が解説します。

目次
  1. 講演会講師を選ぶ前に、決めておくべきこと
    1. 1.講演会のテーマ・趣旨
    2. 2.講演会の参加対象者
    3. 3.講演会の集客方法
    4. 4.講師にかけられる予算
    5. 5.開催日時と開催場所
    6. 譲れないポイントを決める
  2. 講演会講師の選び方。講師情報の収集が決め手
    1. 講師の候補者は複数人をあらかじめ選んでおく
    2. 講師の情報収集方法
    3. 選んだ講師候補者が、自分たちが主催する講演会に適するか確認する
  3. 選んだ講師へ依頼する順番の決め方
  4. 講演会講師の選定は、プロに依頼すると失敗しにくい

失敗しない講演会講師の選び方を動画で簡単チェック!

講演会講師を選ぶ前に、決めておくべきこと

講演会を主催する際、下準備なく講師をリストアップし選び始めるのは、講演会を成功させるという観点においては得策ではありません。

講師をリストアップする前に決めておくべきことがあります。

  • 講演会のテーマ・趣旨
  • 講演会の参加対象者
  • 講演会の集客方法
  • 講師にかけられる予算
  • 開催日時と開催場所

これらを先に決めておくことで、スムーズに講師のリストアップと決定ができ、講演会の成功につなげることができます。

順に解説します。

1.講演会のテーマ・趣旨

講演会のテーマに合った講演内容にするため、

  • どういった趣旨の講演会なのか
  • イベントの中で講演会を実施する際は、そのイベントと関連したテーマ

を決めておく必要があります。

例えば、

  • 健康に関する講演会
  • ワークライフバランスを高めるイベントテーマ
  • みんなが元気になるようにしたい

など大まかな方向性を決めましょう。

この段階では、講演の内容を詳細に決める必要はありません。
詳細は講師が決まってから講師とすり合わせをするほうが、より講師の良さが引き出せるためです。

先に詳細を決めてしまうと、講師の選択肢の幅が狭まってしまう懸念や、選択した講師の持ち味を出せない恐れがあります。
講演内容は講演のプロである講師に、ある程度任せることが成功の秘訣です。

2.講演会の参加対象者

参加者に響く講演会にするため、どういった対象者に向けての講演会なのか、またイベントなのかを決めておく必要があります。

対象者を決める軸は様々なものが考えられます。

例えば、年齢層の軸です。

  • 20~30代が主となる参加者なのか
  • 50~60代を想定しているのか

有名人を講師に招く場合、参加者の年齢によって知名度が異なるからです。
20代にはよく知られている有名人であっても、60代にはほとんど知られていない、といったケースもあります。

他には、ビジネスパーソンを対象としている場合、組織の階層を軸とするものです。

  • 社会人経験の少ない若手
  • 部下をもつ管理職
  • 会社の舵取りをする経営層

同じテーマに関する講演会でも、講師が得意とする階層が違う場合もあります。

このように、この講演会がどのような人を参加対象者とするのか、を決めておく必要があります。

3.講演会の集客方法

参加者をどのように集めるのか。
講師選びに一見関係がないように思える「講演会の集客方法」についても、あらかじめ考えておく必要がある大切なポイントです。

参加者があらかじめ確定しているなど、講師の名前を使わずに集客できる場合であれば、必ずしも有名な講師を呼ぶ必要はありません。
しかし、講師の知名度を生かして集客したい場合は、先述の参加対象者がよく知る講師を選ぶ必要があるため、集客方法はあらかじめ決めておく必要があります。

4.講師にかけられる予算

講演会全体の予算のうち、講師にかかる費用はいくらか。あらかじめ決めておく必要があります。

■講師によって謝礼金は違う

講師へ支払う謝礼金の目安額は、以下の通りです。
※あくまでおおよその目安です

  • 比較的多いのは、1講演20~50万円程度
  • 知名度が高い講師は50~100万円
  • 著名人の中でも特に実績が高い方は100万~200万円前後


テレビなどのメディアに数多く出演しているなど、知名度のある講師ほど出演料が高い傾向にあります。


■謝礼金以外にかかる費用

講師を依頼する際、謝礼金以外にも講師のためにかかる費用があります。

  • 講師やお付きの方の交通費
  • 遠方からの場合や時間帯によっては、宿泊費
  • 時間帯によっては、食事にかかる費用

これらは、リアル(=会場での)講演会なのか、オンライン講演会なのかによっても変わります。

あらかじめこれらに掛けられる予算も決めておくと、予算に合わせた候補者選びがスムーズに行えます。

5.開催日時と開催場所

開催日時と開催場所も、必ず押さえておかなくてはならない内容です。

これらを決めておかないと、予定が立たず、講師側が出演可能かが決められないためです。

開催場所については地域だけでなく、できれば会場まで想定できていることが理想的です。
この時点での会場の予約が難しい場合は、会場の空き状況を把握しておくようにしましょう。

また、オンラインで開催するのかどうかも検討しておきます。
最近はオンラインでの講演に対応できる講師が大半ですが、オンラインかどうかによって講師の準備も変わるためあらかじめ決めておきましょう。

リアル(=会場での)講演会が天候等の理由で開催が難しい場合もあります。
そういった時のために急遽オンラインでの開催に切り替えられるようにあらかじめ準備しておく、ということもアイデアとしてあります。

そういったことも併せて決めておくことが大切です。

譲れないポイントを決める

以上、講演会講師を選ぶ前に、決めておくべき5つのことについて解説しました。

  • 講演会のテーマ・趣旨
  • 講演会の参加対象者
  • 講演会の集客方法
  • 講師にかけられる予算
  • 開催日時と開催場所

最後に決めるのは、これらのうちで譲れない項目がどれなのかを明確にしておくことです。これが、失敗しないポイントとなります。

すべての条件にあてはまる講師が見つかればよいのですが、いくつかは条件に当てはまらない場合もよくあります。

そういった場合、譲れないポイントが決まっていると、条件の取捨選択を適切に行えるため、より妥当な判断がしやすくなります。

講演会講師の選び方。講師情報の収集が決め手

講演会の講師を選ぶ際、押さえておくべきことがいくつかあります。
順に解説します。

講師の候補者は複数人をあらかじめ選んでおく

講演会の講師を選ぶ際は、候補となる講師を数名選んでおくことが大切です。

理由は、日程や内容によっては講演を引き受けてもらえない場合があるからです。
断られてから別の講師候補者を選ぶと時間がかかるため、講演会の準備に影響が出てしまいます。

またその間に人気のある講師の予定が埋まってしまう可能性もあります。

講師の情報収集方法

では次に、候補となる講師の選び方について解説します。

決め手となるのは「その講師がどのような講演をしてくれるのか」を把握することです。
そのためにはその講師に関する情報を収集することが大切です。

■可能であれば、実際にその講師の講演会に参加する

講師の情報収集に一番良い方法は、実際にその講師が出演する講演会に参加することです。

  • どのようなテーマを、どういった内容で、どのように話しているのか
  • 参加者は、どのようなリアクションをしているのか
  • 参加者からはどのような質問があったのか
  • 講演会の雰囲気はどうだったか

などを知ることができます。

■その講師が発信している情報を確認する(著書,ブログ,SNS)

実際に講演会に参加することが難しい場合は、別の方法で情報収集する必要があります。

  • 著書を読む
  • ブログを読む
  • SNSを見る

などにより、その講師が発信している情報を確認します。

特に著書がある場合、その本のテーマはその講師の得意分野であると言えます。

ブログやSNSであれば、「どのようなテーマについて書かれていることが多いか」「内容はどうか」といった点を確認しましょう。

選んだ講師候補者が、自分たちが主催する講演会に適するか確認する

次に、最初に解説した以下の事前準備をしたことと照らし合わせます。

  • 講演会のテーマ・趣旨
  • 講演会の参加対象者
  • 講演会の集客方法


「テーマ・趣旨」に関しては、その講師候補者は、自分たちが主催する講演会のテーマや趣旨と合致するのかどうか、を確認します。
その際、詳細に合っているかどうか確認するのではなく、大枠としての得意分野かどうか、大きな方向性としてずれていないか、といった視点で判断することが大切です。

「参加対象者」に関しては、その講師候補者が得意とする世代、ビジネスパーソンであれば得意とする組織の階層といった軸で、適切かどうかを判断しましょう。

「集客方法」に関しては、その講師の名前で集客する必要があれば、著名であるかどうかを判断します。集客方法が他に用意できるなら、必ずしも著名である必要はありません。

以上を参考に、講師を複数選びましょう。

選んだ講師へ依頼する順番の決め方

講演会に適した講師を選ぶことができれば、次に出演依頼の打診順を決めます。

基本的には、これまで検討した「テーマ・趣旨」「参加対象者」「集客方法」の基準で、より講演会に合う候補者はだれなのかを検討し、順番を決めます。

また、講演会を同じ対象者に向けて定期的に開催している場合であれば、これまでの講師の傾向と違う方を選択することもおすすめします。

例えば、これまで男性の講師が続いている場合であれば女性の講師を選択したり、文化人の講師が続いていれば、アスリートの講師を選択する、といったことが考えられます。

講演会講師の選定は、プロに依頼すると失敗しにくい

講演会の講師を選ぶ方法として、講演講師の紹介サービスを利用する方法があります。

こういったサービスは常時数多くの講師との交渉ルートを持っており、多くの候補者の中から講師を選ぶことができます。

また、そういったサービスを提供する会社は、実際にその講師の講演会を聞くなど、講師の情報を豊富に所有しています。
そのため、自分で探すより講師派遣を利用した方が、その講演会に合った講師を選ぶことができます。

講演会の成否は、講師選びで半分が決まると言われており、よりマッチした講師を選択することで、失敗しにくくなります。

当社、講演会手配のプロ「講師派遣NAVI」でも講師の紹介サービスを実施しています。

様々なシチュエーションに合う講師の情報を豊富に持っていることや、お客様へのヒアリングにより「テーマ・趣旨」「参加対象者」「集客方法」「予算」「日時と開催場所」といった押さえておくべきポイントをもれなく反映して、講師選びをお手伝いします。



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日刊スポーツ
講師派遣NAVI事務局

講師紹介のWEBサイト「講師派遣ナビ」の事務局を運営し、講演依頼サービス事業を行っています。 講演会・セミナー・スポーツ教室など、当社で培ったノウハウとネットワークより、ご要望にあった講師を紹介・サポートさせていただきます。

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