鎌田實

プロフィール

1948年6月生まれ、東京都出身。1974年東京医科歯科大学医学部卒業後、長野県の諏訪中央病院に内科医師として赴任し､地域医療に携わる。1988年 諏訪中央病院の院長に就任し、一貫して「住民とともにつくる医療」を提案､実践する｡1991年日本チェルノブイリ連帯基金(JCF)を設立し、チェルノブイリ原発事故の被災地ベラルーシ共和国への医療支援を開始。1994年『信濃毎日新聞賞(国際医療協力)』を受賞する。

1998年出演していたNHK『ラジオ深夜便』が話題をよぶ。2000年に出版した著書「がんばらない」(集英社) はベストセラーとなり、翌年、西田敏行と倍賞美津子の主演でドラマ化される。 2004年 イラクの４つの小児病院へ医療支援を開始し、バリアフリーツアーの企画や支援も行いながら、以後10 年間､病気や障がいのある方と国内外への旅を続けた。
2005年、諏訪中央病院名誉院長に就任し、翌年「がんばらない｣レーベルを立ち上げCDの利益でイラク､チェルノブイリ､東日本被災地を支援する他、イラク･シリア難民支援のためのバレンタインチョコ募金を開始し、イラク国内の難民キャンプで診察を行う。現在もイラク､チェルノブイリ､東北支援を続けている｡