堀江航
ほりえわたる
アイススレッジホッケー日本代表、マルチアスリート
プロフィール
1979年5月25日生まれ、東京都出身。日本体育大学3年時、部活帰りのバイク事故により左足切断する。その後友人の勧めで、東京愛好スポーツクラブで車いすバスケットボールに出会う。08年、アメリカにあるイリノイ大学に留学後、3年間英語の勉強とバスケの練習に打ち込む。2009-2010シーズンには、日本代表として全米選手権に出場。また、アイススレッジホッケーを始めるとすぐに日本代表に招集され、世界選手権大会Bプールに出場し、銀メダルを獲得。最終戦ではゲームMVPに選出された。
1つの競技にとらわれず、車いすバスケットボール、車いすソフトボール、アイススレッジホッケーなど複数の競技で日本代表選手に選出され、マルチアスリートとして活躍中。最近では、健常者に混じってブラジリアン柔術の大会に出場するなど、障がいの有無に拘らずスポーツを楽しめることを体現している。選手活動以外には各地での講演会を実施し “個の尊重”をキーワードに、障がいを個性として捉え、何事も楽しむことの大切さを伝えている。独自のスタイルを持ち、その自由なプレースタイルがスポーツ界での注目を集めている。
- 講師ジャンル
- 出身・ゆかり
講演テーマ例
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個の尊重
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障がいを持つことは誰にでも起きうること
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強く楽しく逞しく~目標を持って生きる~
活動実績
【経歴】
1979年 東京都に生まれる。
1996年 東京都立駒場高等学校 入学
1998年 全国高校サッカー選手権大会出場。東京都立駒場高等学校 卒業後、日本体育大学体育学部 入学。
2000年 不慮の事故により左足切断 車椅子バスケットボールに出会う
2005年 全国ジュニア車椅子バスケットボール大会 得点王。車いすバスケットボールの名門、イリノイ大学に留学。
2007~08年 NWBA ディヴィジョン2 準優勝 2nd Team All-American受賞
2008~09年 NWBAカレッジディヴィジョン 準優勝
2009~10年 全米大学選手権優勝に貢献
2009年 サンディエゴ・アダプティブ・スポーツキャンプ メインインストラクター。車いすソフトボール ワールドシリーズでMVPを獲得。
2010年 スペイン1部リーグのMidebaで日本人初のプロ選手として活躍
2011年 ドイツRSV Lahn-Dillに移籍
2011~12年 ドイツカップ、リーグ制覇、ヨーロッパチャンピオンズカップ優勝の3冠制覇を成し遂げる。
2012年 車椅子バスケットボールを引退後、アイススレッジホッケーを始め、日本代表選手に選出。
2013年 アイススレッジホッケー日本代表として世界選手権Bプールに出場し、銀メダル獲得。最終戦でゲームMVPを獲得。
2015年 Buffalo 2015 IPC アイススレッジホッケー世界選手権 A-Pool 8位
【主な戦歴】
<車いすバスケットボール>
• 2005年 全国ジュニア車いすバスケットボール大会 得点王
• 2007-2008 NWBA ディヴィジョン2 準優勝 2nd Team All-American受賞
• 2008-2009 NWBAカレッジディヴィジョン 準優勝
• 2009-2010 NWBAカレッジディヴィジョン 優勝
All Academic American 受賞
• 2010-2011 スペイン1部リーグMidebaとプロ契約(日本人初) リーグ5位、国王杯5位、ヨーロッパカップII3位
• 2011-2012 ドイツ1部リーグRSV Lahn-Dillに移籍
リーグ戦1位、ドイツカップ優勝、ヨーロッパチャンピオンズカップ優勝
<車いすソフトボール>
• 2009年 ワールドシリーズ MVPを獲得。
• 2012年 全米選手権出場
<アイススレッジホッケー>
• 2012年 アイススレッジホッケーの転向。日本代表に選出される。
• 2013年 アイススレッジホッケー世界選手権Bプール2位 最終戦のゲームMVPに選出
日本選手権優勝 第3戦ゲームMVP獲得
• 2015年 Buffalo 2015 IPC アイススレッジホッケー世界選手権 A-Pool 8位