伊本貴士
いもとたかし
メディアスケッチ株式会社代表取締役、サイバー大学准教授、日経ビジネススクール講師、ふくい産業支援センターDX戦略アドバイザー
プロフィール
大学卒業後、NECソフト株式会社にてオープンソースソフトウェアのエキスパートとして全国を回る。ITコンサルタントとしてフューチャーアーキテクト株式会社を経て、AI・IoTなど最新技術開発や教育を行う技術コンサルティング企業のメディアスケッチ株式会社を設立。様々な業界からのDX相談を受ける一方で、センサデバイスやAI判定機、生成AIアプリケーション、ドローン制御ソフトウェアなどを開発している。
最新技術を、初心者にもわかりやすく教える講師としても人気があり、DX支援や人材育成のエキスパートとして、全国各地で講師や講演活動に従事。日経ビジネススクールの他、大学や企業のDX研修および幹部研修の講師を担当する。全国で地方自治体や公益財団法人の技術アドバイザーも勤めており、中小企業のDX化支援にも従事している。
講演テーマ例
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- 生成AIの実践ビジネス活用術
- ChatGPTなどの生成AIは、これまでにない高度な技術で文書の生成や校正を行い、世界中の企業から注目を集めています。一方で、生成AIサービスがどこまで進化し、何ができて、何ができないかを正確に把握せずに、正しいビジネス活用はできません。
本講演では、テキスト生成やコード生成などに関する活用事例と共に、ビジネス活用のノウハウについて紹介します。特に個人的な利用とビジネス活用との違いについて、具体的にどのように運営し活用すべきかマネジメントの視点についても解説します。
その他、ChatGPTなどの生成AIの最新情報、性能の進化に関する情報、ローカルLLMやRAGの活用についても紹介します。
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- 中小企業のための身の丈IoTから始める業務のスマート化とDX
- IoT(モノのインターネット)技術は、センシングによって状況を自動でデータ化し、制御によって動きを自動化・遠隔操作化し、ロボット集団をマネジメントし、人手不足の社会において様々な恩恵をもたらします。一方でIoTの導入には多額の費用がかかるが故に、導入をためらう中小企業も少なくはありません。そこで注目されているのが、初心者でも使いやすい電子機器を使って自分たちで超低コストのIoTを実現する「身の丈IoT」の考え方です。
この講座では、これまで日本においてIoTに関する様々な講演を行う第一人者として名高い講師が、ArduinoやRaspberry Piなど初心者に使いやすい様々なツールを使った簡単なセンシングの実現方法や、AIを使った自動プログラム生成方法などを説明しながら、IoT化への第一歩を踏み出す方法について初心者にもわかりやすく説明します。また、身の丈IoTを通してDXを見据えたデジタル人材を育てる方法についても説明します。
また、IoT時代の、スマート製品開発についても解説いたします。
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- 少子高齢化時代のDXマネジメント
- 建設業・製造業・サービス業などを中心に、人手不足が企業に深刻な影響を与えつつあります。この講座は人口構造の変化が進む中で、デジタルトランスフォーメーション(DX)をどのように活用して、持続可能なビジネスモデルを構築するかを探る講演です。労働力不足や高齢化社会における課題に対し、AIやIoT、ロボット、RPA、データ活用を中心としたDXがもたらす解決策を具体的な事例とともに紹介します。
まずは、SaaSを使って短期間で事務処理に限らず、現場作業も含めた効率化を実施する方法について、世界中の様々なサービスやツールおよびデバイスに関する最新情報を提供します。その上で、デジタライゼーションやDXを通じた、柔軟性や即効性の高い組織マネジメント手法のポイントについて具体的に紹介します。
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- 人材不足解消のためのロボット導入とマネジメント手法
- 配膳ロボットや警備ロボット、AGV(無人搬送車)など、少子高齢化による人手不足を背景に様々なロボットが社会で活躍しつつあります。一方で、ロボットは単純に購入すれば役に立つものではなく、正しい人との協働のあり方や、スペックに合わせた作業計画立案、集団制御など、適切な計画で活用しなければ、その効果は発揮できません。
この講演では、ロボット導入に失敗しないためのチェックポイントや、具体的なロボットの製品事例および活用事例。人工知能ロボットや、ドローンなどの注意点など、最新のロボット情報について様々な視点から紹介します。
また、組織としてのロボットマネジメントの考え方、保守体制の構築などの運用に必要な知識についても具体的に説明をします。
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- AIを活用した検査・計測技術の最新情報
- AIによる画像認識技術や音声分析技術は、数年で驚くほど向上し、大きさや形状の計測や、異常検知、傷検知、姿勢検知などやりやすくなっています。そのため、取り扱う部材や製品に対して精度の高い検査技術を用いる事ができるかどうかは、作業の効率化・品質の安定・事故防止など様々な面で助けとなることでしょう。
この講座では、事例を紹介しながら、適切なセンサの選定方法、最新AIのアルゴリズムなど、コストパフォーマンスに優れた検査・計測体制を構築する方法について、ツールなどを含め具体的に説明します。
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- セキュリティリテラシー研修
- 近年、テレワークやスマートフォン、IoT機器を中心としてセキュリティ事故が多く発生しており、ランサムウェアに感染する被害が多く発生しています。
この講座では、近年のセキュリティ事故の傾向を踏まえて、組織全体で気をつけなければならない点を中心に、セキュリティの基本から、ウイルス対策、スマートフォンの扱い方、テレワークにおける注意点など、社会人として最低限知っておくべきセキュリティリテラシーについて、チェック形式で確認しながら学びます。
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- 生成AI時代のデータ分析入門
- データ分析に強い組織は、常に改善点を効率良く発見し、無駄のない仕組み作りが可能となります。また、世界的にみて変化の激しい現代においては、データ分析を通じて即時に環境の変化を確認し、対応できる組織作りも可能です。そのためには、経営層だけではなく、現場も含めた全体でデータに強い組織づくりを行う必要があります。
一方でデータ分析を行うには、ツールの利用方法などを学ぶ必要があり時間がかかる問題があります。本講座では、流行の生成AIとExcelを併せて利用し、迅速で簡単なデータ分析をする方法を通じて、データ分析に強い人材を育成する事を目的としています。また、生成AIを使ったデータ分析、統計学の基礎を通じた分析の視点や指標決定方法などについて解説します。
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- 中堅幹部向けDXマインド養成研修
- データ分析に基づいた計画作成、生成AIの活用など各チームでDXを推進しなければいけない時代となりつつあります。この講座では、企業のリームリーダー、中堅幹部向けに、DXを計画だけではなく具体的に行動へと結びつけるための知識についてIT経験のない人でもわかるように説明します。また、DXのためのチームマネジメントを実現するために必要な、プロジェクトマネジメントのポイントやフレームワークについても紹介します。
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- 実践的IoT研修
- 身の丈IoTを実現するために必要な知識のインプットだけではなく、実際にマイクロコントローラーを使ったセンサデバイスや制御デバイスなどを作成する研修となります。Raspberry Pi PicoやSTM32マイクロコントローラーなどを使って、LEDの制御から振動センサ、モータ制御までを実際に製作を通じて学びます。この講座は多くの企業や、地方自治体の研修としても採用された実績があります。
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- ITエンジニア向けキャリア研修
- ITエンジニアにとって人工知能は製品の機能としても、ソースコード生成、品質管理においても重要な技術要素となりつつあります。この研修では、激動の時代において、現役エンジニアである講師の視点でどのような勉強を行い、どのように人工知能と付き合うべきかについて学び、一般的なキャリアシートとは全く違う、エンジニア向けのワークシートを用いたキャリア計画作りを行います。
活動実績
■講演・研修実績
商工会・社団法人における講演・研修、企業内研修実績多数あり。
業界もさまざまで、建設業、製造業、医療関係(病院)、農業団体、地方公共団体、保険会社、銀行、NPOなど。
■メディア出演実績
フジテレビ「ホンマでっか!?TV」
テレビ朝日「サンデーLive!!」「サンジェルマン伯爵は知っている」
TBSテレビ「林先生の初耳学」「あさチャン!」
テレビ東京「AI・DOLプロジェクト」
テレビ福井「タイムリーふくい」「2021年新春知事対談」
テレビ愛知「サンデージャーナル」
テレビ西日本「ももち浜S特報ライブ」
NHKラジオ第一「武内陶子のごごカフェ」
ほか多数