真弓明信
まゆみあきのぶ
野球評論家、元阪神監督、近鉄ヘッドコーチ
プロフィール
福岡県大牟田市出身(熊本県玉名郡生まれ)。中学から本格的に野球を始めるが、三段跳びで11㍍99を記録し、大会2位になるなど身体能力は高かった。柳川商では若菜嘉晴と同期で、遊撃手として活躍したが、甲子園出場はならなかった。その後、社会人野球の電電九州に進み、72年のドラフトで当時の西鉄ライオンズに3位指名され入団。
78年に遊撃手のレギュラーとなり、オールスターに初選出され、ベストナインにも選ばれた。その年のオフのトレードで阪神に移籍、79年から1番・ショートに定着して、外野手にコンバートされた85年に阪神の新ダイナマイト打線の核弾頭となり活躍。バース、掛布、岡田らと猛虎打線で日本一に貢献。打率・322、34本塁打という成績から「史上最強の1番打者」と言われ、通算先頭打者本塁打は歴代2位の41本(歴代1位は福本豊の43本)の記録を持つ。94年には代打の切り札として活躍。シーズン30打点の日本記録を樹立した。甲子園が揺れたミッキーマウスマーチは有名。
95年に引退後は日刊スポーツ、ABCの野球解説者を務めた。その後、近鉄で打撃コーチ、ヘッドコーチを歴任後、09年から3年間阪神監督をし、4位、2位、4位の成績を収めた。
- 講師ジャンル
講演テーマ例
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不動心
主な講演実績
活動実績
<記録>
○通算記録(実働23年) 2051試合 6624打数1888安打
打率・285 292本塁打 886打点 200盗塁
○初出場 1973・5・5対日拓前期6回戦(平和台)
○初安打 74・6・23対南海前期13回戦(平和台)
○初打点 75・6・22対阪急前期13回戦(平和台)
○初本塁打 75・8・20対日本ハム後期8回戦(後楽園)
○1000試合出場 84・6・28対ヤクルト16回戦(甲子園)
○1500試合出場 88・7・31対大洋19回戦(甲子園)
○2000試合出場 94・7・31対横浜18回戦(甲子園)
○1000本安打 84・8・19対広島21回戦(広島)
○1500本安打 88・4・27対大洋5回戦(甲子園)
○100本塁打 83・9・6対巨人22回戦(甲子園)
○150本塁打 85・7・10対ヤクルト12回戦(甲子園)
○200本塁打 87・5・4対大洋6回戦(甲子園)
○250本塁打 89・7・23対巨人19回戦(甲子園)
○3000塁打 91・9・26対ヤクルト26回戦(甲子園)
○サイクル安打 79・5・20対中日6回戦(ナゴヤ)=1回・本塁打、3回・単打、5回・三振、7回・二塁打、9回・三塁打
○オールスター出場 78、80~82、85~88、91年(9回)
<タイトル>
○首位打者 83年(・353)
<表彰>
○ベストナイン (遊撃手)78年、83年(二塁手)、85年(外野手)=3回
○月間最優秀選手賞 85年9月