村木風海
むらきかずみ
化学者、発明家、一般社団法人 炭素回収技術研究機構（CRRA） 代表理事・機構長
プロフィール
2000年8月生まれ、山梨県出身。根っからの科学好き。２歳の頃、電車に乗っていたときに「ねぇ、どうして近くの景色は速く流れるのに、遠くの景色はゆっくり過ぎていくの？」と両親に聞いたのが全てのはじまり。
19年4月東京大学 教養学部前期課程 理科 I 類 に入学し。東京大学工学部 化学生命工学科にて、CO2直接空気回収・CO2資源化、炭素素材・大気圧プラズマ化学などについて研究し、東京大学に在籍する傍ら地球温暖化解決と火星移住を実現すべくCRRAで独立した研究開発を行っている。
21年より内閣府ムーンショットアンバサダーに就任。また、同年よりポーラ化成工業(株)フロンティアリサーチセンター特別研究員、(株)Happy Quality科学技術顧問、トーセイ・アセット・アドバイザーズ(株)科学技術顧問を兼任する。代表的な発明にCO2回収装置「ひやっしー」などがある。
講演では専門用語は使わずに、わかりやすく楽しく話すスタイルで「科学界の池上彰さん」を目指している。
講演テーマ例
-
- 二酸化炭素が創る未来
- 気候変動は刻々とタイムリミットが近づいている。『もはや排出量を規制するだけでなく、空気中にあるCO2を回収し逆にマイナスにしていかなければ間に合わない』…と考え、世界で最も小さい二酸化炭素直接回収装置を作った。回収した二酸化炭素から新しい燃料を作る計画も進行中。
子どものころからの夢かなえるために、温暖化問題を解決し、火星移住を目指す。若き化学者が見つめる未来とは？ユニークな発想から社会問題に向き合う姿に迫ります。
活動実績
■主な受賞歴
2017年 総務省異能vation本採択
2018年 山梨県北杜市長特別表彰、大村智自然科学賞
2019年 Forbes Japan 30 UNDER 30
2021年 内閣府ムーンショットアンバサダー、Forbes Japan「今年の100人」
■専門分野
CO2直接空気回収(DAC)、CO2からの燃料・化成品合成
■メディア出演
・TBSテレビ『サンデー・ジャポン』
・ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか！』
・テレビ朝日『挑戦者の原点～My Episode 0～』
・TBSラジオ『伊集院光とらじおと』
ほか多数
主な著書
