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【講演会アンケート例】自社を売り込むために知っておきたい質問例・注意点・コツ

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自社で講演会を開催するにあたって、講演会実施後の参加者からのアンケート情報は非常に価値のあるものです。

しかし、講演会のアンケートをどのように作成すべきか、わからないと悩んでいる担当者様もいるのではないでしょうか。

今回は、自社主催講演会で、自社を売り込むために知っておきたいアンケートの質問例・注意点・コツを紹介します。

目次
  1. 今すぐ使える!講演会でのアンケート項目例
  2. 講演会のアンケートの目的
    1. 自社の強みや課題を客観視するため
    2. 顧客のニーズに応えるため
    3. 営業先リストとして使うため
  3. 講演会アンケートで押さえておきたい質問例
    1. 基本項目に関する質問
    2. 講演会のレベルアップにつながる質問
    3. 自社商品・サービスの購買・契約につなげる質問
  4. 講演会のアンケート作成時の注意点
    1. プライバシーへの配慮を忘れない
    2. 選択形式の項目を意識的に入れる
    3. 優先度を意識して質問を並べる
    4. 漠然とした内容の質問は設置しない
    5. 次の講演会に活かせる質問を設置する
  5. まとめ

【例文あり】講演会のアンケートにはどうような質問をがよいか

今すぐ使える!講演会でのアンケート項目例

講演会でのアンケート項目例

  • 氏名
  • 年齢
  • 職業
  • 連絡先(電話番号・メールアドレス)
  • 講演会を知るきっかけ
  • 講演会に参加した理由
  • 講演会に対する満足度(5段階評価にする)
  • 印象的な話・参考になった話
  • 不十分だった部分
  • 説明としてわかりにくかった部分
  • 話の内容
  • 話し方・聴き取りやすさ
  • 資料の精度・見やすさ
  • 講演会の開始時間や長さ

(講演会が特定の商品・サービスに関する内容に触れているものだった場合)

  • 講演会で取り上げた商品・サービスについて知っていたか
  • 対象の商品・サービスに興味があるか
  • 商品・サービスに魅力を感じたところ
  • 商品・サービスについて知りたいこと
  • 商品・サービスの価格や内容などをどうして欲しいか
  • 商品・サービスを通じてどのような悩みを解消したいか
  • 商品・サービスについて(下記を選択させる)
  •  →今は導入を考えていない
     →弊社からの詳しい資料が欲しい
     →今すぐ導入を考えている

講演会のアンケートの目的

講演会のアンケートは、以下に挙げる目的のために作成・実施します。

  • 自社の強みや課題を客観視するため
  • 顧客のニーズに応えるため
  • 営業先リストとして使うため

アンケートの目的を理解しておくことで、今後の講演会をいかに良くするか、継続できるかどうかが左右されるでしょう。

自社の強みや課題を客観視するため

アンケートの回答を通じ、自社の得意とする領域や不足している部分を把握することが可能です。

例えば、

「〇〇の話は具体的でとても参考になった」
「〇〇の話が分かりにくかった」
「講師の話し方が早口で聴き取りにくかった」

というような事が分かります。

さらに、

「〇〇の話は、自社でも取り入れてみたいと感じた」
「〇〇について、もっと△△なら良いと思った」

など、自社の強みや課題についての意見も集まるようになります。

社内の人間だけでは客観視できないポイントも、参加者のリアルな意見を通じて具体的に知れるのがアンケートを実施するメリットといえるでしょう。

講演会そのものをより良くするための情報だけでなく、自社を発展させるための思わぬヒントを得られる可能性もあります。

顧客のニーズに応えるため

アンケートを実施することで、参加者が今後の講演会はどういった内容にして欲しいかなどを知ることができます。

その場合、アンケート項目では、

「今後、自社の講演会・セミナーで取り扱って欲しいテーマを教えてください」

というような質問項目を加えると良いでしょう。

このアンケートの回答を通じて顧客のニーズや悩みを知ることも可能です。

営業先リストとして使うため

多くの企業では、自社商品やサービスを、個人や企業に売り込む目的で講演会やセミナーを開くことが多いのではないでしょうか?

あらかじめ自社商品・サービスに関連のある講演会のテーマを組んでおくと、そのテーマに興味のある参加者が集まるので、自社の商品・サービスを売り込みやすくなります。

参加者へのアンケート項目として、自社商品・サービスの提供について次のような選択項目があれば良いでしょう。

「今は導入を考えていない」
「弊社からの詳しい資料が欲しい」
「今すぐ導入を考えている」

以上、講演会アンケートの目的について説明いたしました。

講演会アンケートで押さえておきたい質問例

ここでは、講演会のアンケートにどのような質問を入れ込むべきか、押さえておきたい質問例を、以下の観点で紹介します。

  • 基本項目
  • 講演会のレベルアップのため
  • 自社の商品・サービスを購入してもらう

それぞれどういった質問が挙げられるのか、詳しく解説します。

基本項目に関する質問

講演会のアンケートには、以下の質問を必ず記載しておきましょう。

  • 氏名
  • 年齢
  • 職業
  • 連絡先(電話番号・メールアドレス)
  • 講演会を知るきっかけ
  • 講演会に参加した理由
  • 講演会に対する満足度(5段階評価にする)

上記の項目を記載しておかないと、ただアンケートを回収するだけになってしまいます。

今後の講演会をより良くするためにも、基本項目の漏れがないよう注意してください。

講演会のレベルアップにつながる質問

アンケートの回答を、講演会のレベルアップにつなげたい場合は以下の内容に関する質問を用意し、記載してください。

  • 印象的な話・参考になった話
  • 不十分だった部分
  • 説明としてわかりにくかった部分
  • 話の内容
  • 話し方・聴き取りやすさ
  • 資料の精度・見やすさ
  • 講演会の開始時間や長さ

上記の質問に関する回答を集めることで、今後の講演会をどう実施していくべきかを明確にできます。

社内の人材が講師を務める場合は、講師としてのレベルアップや教育に関する体制を見直すことが可能です。

また、講師を外部から呼ぶ場合は、今後同じ講師を呼ぶべきか、より適性のある講師を呼ぶべきかを判断できます。

講演会の内容そのものを見直す機会にもなるため、上記の質問も可能な限り記載しておきましょう。

自社商品・サービスの購買・契約につなげる質問

先述したように、今後の営業先リストとしてアンケートを取る場合もあります。

ですので、講演会が特定の商品・サービスに関する内容に触れているものだった場合、もしくは、直接商品・サービスに触れていない講演であっても、以下の質問を設置することを推奨します。

  • 講演会で取り上げた商品・サービスについて知っていたか
  • 対象の商品・サービスに興味があるか
  • 商品・サービスに魅力を感じたところ
  • 商品・サービスについて知りたいこと
  • 商品・サービスの価格や内容などをどうして欲しいか
  • 商品・サービスを通じてどのような悩みを解消したいか
  • 商品・サービスについて(下記を選択させる)
  •  →今は導入を考えていない
     →弊社からの詳しい資料が欲しい
     →今すぐ導入を考えている

上記の質問を用意しておけば、顧客が貴社の商品・サービスにどれくらい興味があるか判断しやすいです。

また、既存のサービスの内容や価格を見直したり、新たなサービスを生み出すきっかけになったりするかもしれません。

上記のアンケート項目も忘れずに入れるようにしたいところです。

講演会のアンケート作成時の注意点

講演会のアンケートを作成するうえでは、以下に挙げる注意点を押さえておくことが大切です。

  • プライバシーへの配慮を忘れない
  • 選択形式の項目を意識的に入れる
  • 優先度を意識して質問を並べる
  • 漠然とした内容の質問は設置しない
  • 次の講演会に活かせる質問を設置する

それぞれの注意点について、ここでは詳しく解説します。

プライバシーへの配慮を忘れない

アンケートには氏名や連絡先などを記入するため、プライバシーポリシーを必ず掲示しておきましょう。

個人情報の利用目的や範囲などを明確にしておくことで、回答するうえでの警戒心を軽減できるでしょう。

プライバシーポリシーについての内容だけでなく、回答者がチェックできる「同意する」の項目も用意してください。

実際の利用目的とプライバシーポリシーに相違があるとトラブルにつながる可能性があるため、Web上によく掲載されているプライバシーポリシーのテンプレートをそのまま流用するのは避けましょう。

選択形式の項目を意識的に入れる

選択項目をいくつか用意し、チェックするだけで回答できるようにしておくことで、参加者のストレスや手間を軽減できます。

記述形式の質問が多いと、回答者が負担に感じてしまうかもしれません。

特に質問の数が多い場合は、記述形式の質問を設置するのは避けましょう。

反対に、選択形式の質問をメインにしておくことで、開催側が聞きたい質問を多く設置できる可能性があります。

読んでチェックを入れるだけというフローにしておけば、参加者の負担を減らすことができます。

優先度を意識して質問を並べる

講演会の継続や自社の課題解決など、今後における優先度の高い質問を先頭に配置しましょう。

特に、質問数が多い場合などは、下に配置されている質問に進むにつれ回答率が低下する傾向にあります。

自社の課題を抽出し、解決に導くためにも、優先度の高い質問は冒頭に設置しておきましょう。

漠然とした内容の質問は設置しない

「講演会の内容はどうだったか」「講師の印象はどうか」など、抽象的な内容の質問は避けてください。

できるだけ具体的に質問することで、回答しやすくなります。

質問の内容を具体化することは、質問の意図に応じた回答を集めやすくすることにもつながります。

講演会をレベルアップさせるうえでも重要なポイントであるため、できるだけ漠然とした質問を記載するのは避けましょう。

具体的な回答を書いてもらうコツ!

アンケートで参加者に具体的な回答を書いてもらうために、回答欄のそばに「回答例」をあらかじめ記載することをおすすめします。

たとえば、

Q:今回の講演会に参加された理由を教えてください
(例)もともと〇〇に興味があり、△△についてもっと知りたかったから

というように「回答例」を書いておくと、回答のイメージが付きやすくなり、詳しく書いてもらうこともできます。お試しください。

次の講演会に活かせる質問を設置する

自社のプロジェクトとして講演会を継続して開催するのであれば、講演会をブラッシュアップできるような質問を設置しましょう。

講演会の良かった点だけを集めるのではなく、よりレベルの高い講演会にするための反省点なども把握できる質問を設置することが大切です。

本記事で紹介した「講演会アンケートの質問例」の項目を参考に、継続的に講演会を開催できるような質問を設置してください。

オンライン講演会におすすめのツール
Googleフォームやformrun(フォームラン)、フォームズ(formzu)など、フォーム形式のサービスがオンライン講演会に適したツールといえます。

また、ZOOMなどに搭載されているアンケート機能を活用すれば、講演会が終了したタイミングでそのままアンケートに回答してもらいやすくなるでしょう。

無料で利用できるツールも多いため、オンライン講演会の内容や質問形式などに応じて、適したツールを選択して取り入れてみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回は、講演会のアンケートを作成する上で押さえておきたいポイントや、主な質問例などを紹介しました。

講演会のアンケートを効果的に活用するためには、まずアンケート自体の目的を明確にすることが大切です。

そのうえで、今回紹介した質問例や注意点などを押さえ、顧客ニーズへの対応や自社の発展につながるアンケートを作成しましょう。

本記事を参考に、顧客はもちろん自社にとってもメリットのあるようなアンケートを作成し、実施してください。

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