鳥内秀晃
とりうちひであき
元関西学院大学アメリカンフットボール部監督
プロフィール
1958年11月26日生まれ、大阪府出身。元々はサッカー選手で、大阪府立摂津高校在学時に全国高校選手権の大舞台を経験している。78年、関西学院大学文学部に入学し、アメリカンフットボール部に入部した。
1年時の秋からディフェンスバック、キッカーとして試合に出場し、副将を務めた4年時は守備のリーダーとして活躍。大学卒業と同時にアメリカにコーチ留学し、サザンオレゴン大学(82~84年)とUCLA(85年)で学んだ。
帰国後、86年からアシスタントヘッドコーチ兼守備コーディネーターとしてファイターズを指導し、92年に監督就任。以降、甲子園ボウルの優勝は12回を数え、02年にはライスボウルも制覇した。16年には世界大学選手権日本代表チームも指揮。19-20年シーズンを最後にファイターズ監督の座から退く。
鳥内監督が就任した1992年以来、学生日本一を決める甲子園ボウル優勝12回を数える。その強さの根源は「教育」にあり、学生たちに「自分はどう生きるか」「どんな男になりたいねん」と問い続け、スポーツを通じた人間形成を実践してきた。