金野潤
こんのじゅん
全日本柔道連盟強化委員長、日大柔道部監督、日大文理学部准教授
プロフィール
1967年3月20日、東京都文京区出身。日大第一高から日大へ進学。86年の全日本ジュニアや全日本学生体重別選手権で準優勝し、一躍その名が全国に知られた。卒業後は綜合警備保障へ。89年の太平洋選手権や1994年のアジア大会など国際大会で優勝するも、同世代の小川直也が最大の壁となって世界選手権やオリンピックへの出場は叶わず。しかし頂点を目指して練習に励み、94年の全日本選手権で、準決勝で小川を破った吉田秀彦と決勝戦で気迫あふれる戦いで判定勝ちし、悲願の初優勝を飾った。97年大会でも自身2度目の優勝。同大会で30歳代での優勝は23年振りの快挙だった。
引退後は1年間米国へ留学、帰国後は綜合警備保障柔道部監督を経て03年より母校・日大柔道部のコーチに就任。16年のリオ五輪には教え子である原沢久喜(日大卒、日本中央競馬会所属)が出場した。 その後、20年東京五輪へ向けた全日本柔道連盟の強化スタッフに入り、山下泰裕連盟副会長が兼務していたポストに起用されることとなった。
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