米村理
よねむらおさむ
元プロ野球選手、元プロ野球コーチ
プロフィール
1959年4月3日、奈良県桜井市生まれ。奈良県立郡山高等学校では、甲子園出場は果たせなかったものの、77年ドラフト会議で、阪急ブレーブスから3位指名を受けて入団。強打の一塁手として期待されたが、一軍への出場機会は少なかった。83年からは一軍に定着し、主に代打、守備固めとして起用され、同年は一塁手としても8試合に先発出場を果たした。86年には定評のある打撃を活かし、指名打者、一塁手として16試合に先発。最終戦では三番打者としても起用され打率.329の好記録を残した。その後、88年に現役を引退する。
同年、球団はオリックスに売却され、後継球団であるオリックス・ブルーウェーブのマネジャーに転身。92年にトレーニングコーチとして現場に復帰すると、2010年に退団するまで、20年にわたって打撃コーチや外野守備走塁コーチを歴任し、イチローや谷口壮、谷佳知らを育てた。
11年に横浜ベイスターズで一軍外野守備走塁コーチを務めたのち、翌年に東北楽天ゴールデンイーグルスへ移籍。名将・星野仙一の元で、一軍野手強化コーチ、一軍外野守備走塁コーチなどを務め、13年のリーグ優勝・日本一に貢献した。
18年にオリックス・バファローズに8年ぶりに戻り、二軍チーフ兼打撃コーチに就任した。
講演テーマ例
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- ゆとりのある公私混同~上司、部下との付き合い方~
- 競争の激しいプロ野球界で、コーチとしてユニフォームを着続けて30年以上。監督から選手へ正確な言葉とアドバイスを伝え、実績を残してきた背景には、適切な「距離感」がありました。仕事を任される部下になるために上司とどう接せるのか、また信頼される上司になるために部下とどう接するのか。中間管理職としての在り方を説きます。
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- 野球レジェンドの金言
- 星野仙一、イチローなど名将、名選手と呼ばれる野球人をまじかで見てきたコーチだからこそ語れる名エピソードや名場面を披露。笑いあり、涙ありのお話です。
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- トレーニング~大切なのは筋肉ではなく骨である~
- 体で大切なのは筋肉ではなく骨だった!体の使い方、骨の育て方をプロ野球指導歴30年のコーチが教えます。
活動実績
1978年 阪急ブレーブス入団
1988年 阪急ブレーブス退団、現役引退
1988年 オリックス・ブルーウェーブ マネージャー就任
1992年~2010年 同球団(現オリックス・バッファローズ)トレーニングコーチ、打撃コーチなどを務める
2011年 横浜ベイスターズ一軍外野守備走塁コーチ
2012年~2017年 東北楽天ゴールデンイーグルス一軍外野守備走塁コーチなどを務める
2018年~2019年 オリックス・バッファローズ二軍チーフ兼打撃コーチ