清水展人

プロフィール

1985年、兵庫県に長女として誕生。幼い頃から、性別に違和感があるものの、高校時代まで誰にも相談することができず、一人悩んで過ごす。18歳の時に性同一性障害と診断。
21歳の時に意を決して、海外での手術を行う。帰国後、裁判所にて、氏名・性別の戸籍変更を終え、戸籍上男性として生きはじめるが、その後も社会との葛藤は続く。
どの企業で自分を理解してもらうことができるのか、安心して働くことができるのか不安があり、就職活動をなかなか行えずに過ごす。面接、就労時も傷つくことは多々あったが、その後心の支援を学び、精神科に勤務。周囲から無理と言われてきた結婚を叶え、不妊治療の末、二児の父親でもある。

自分自身の人生経験を糧に、専門知識、実績を生かし、全国各地の学校企業・行政・向けの研修や上場企業から中小企業向けの研修会の講師・コンサルタント・著者として活動。
社外 CHO として経営幹部・人事・広報・CSR 担当者と共に、多様な人材が活躍できる職場環境づくりや企業のイメージアップ等を行い、SOGI ハラスメント対策や勤続意欲、勤続年数アップ等の人材確保、売上向上にも貢献している。※2022 年 4 月より中小企業でも SOGI（性的指向・性自認）に関するハラスメント対策が義務化