沢松奈生子
さわまつなおこ
テニス解説者、元女子プロテニス選手
プロフィール
兵庫県西宮市出身。小学生時代を父親の海外転勤に伴いドイツで生活し、現地のスポーツクラブで色々なスポーツを体験した。帰国後、日本国内テニスのジュニアタイトルのほとんどを獲得、夙川学院高ではインターハイ優勝(個人・団体)と華々しい成績を飾り、神戸松蔭女子学院大入学と同時にプロに転向した。1988 年には15 歳6 ヶ月(高校1年生)で全日本テニス選手権女子シングルスに初出場し、優勝。四大大会の日本人最年少勝利記録など、数々の最年少記録を保持している。
また95 年全豪オープンの期間中に阪神・淡路大震災が発生、西宮の自宅は全壊、その最中、この全豪オープンで4大大会自己最高成績となるベスト8に進出。家族は奇跡的に全員無事だったが発生から数日間、被災地とは全く連絡がつかず、関東在住の叔母・吉田和子の叱咤激励を受けての戦いだったという。
プロのキャリアを通して、10 年間にわたり世界ランキングトップ30位台以内を維持、四大大会では34 大会本戦出場。フェドカップ日本代表。92 年バルセロナ、96 年アトランタの2 度、オリンピック日本代表選手。WTA 女子プロテニスツアーではシングルス優勝4 回。シングルス自己世界最高ランキングは14 位(日本ランキング1位)と数々の輝かしい成績を誇り、日本女子テニス界を長くけん引した1人である。
現在はテニス解説者・スポーツコメンテーターとして活躍しており、テレビではTBS 系の朝のニュース番組「あさチャン」MBS の人気番組「ちちんぷいぷい」にレギュラー出演するほか番組出演多数。東レPPO テニスでは大会アンバサダーを務める。
講演テーマ例
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ウィンブルドンの風に誘われて~世界への挑戦~
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テニスを通じた母と子の教育