島田信行
しまだのぶゆき
トレーナー
プロフィール
1962年4月14日、岡山県津山市出身。幼少からボクシングに熱中。18歳の時に大阪へ移り、念願のプロデビューを果たすものの、心臓疾患のためドクターストップ。あえなく引退する。
その後、関西初の東洋チャンピオンであった師匠の牧昭男より指導者になる事を薦められ、トレーナーへ転身。当時の日本最年少トレーナーになった。わずか2年後には高校インターハイ2年連続チャンピオンとプロ日本フライ級1位を誕生させ、早くも脚光を浴びる。
27歳に大阪帝拳ジムへ移籍、この時18歳で、のちの世界バンタム級チャンピオンの辰吉丈一郎と出会う。以後、専属トレーナーとして4戦目で日本チャンピオン、8戦目で世界チャンピオンという当時の日本最短記録を作った。その後も、多数の東洋チャンピオン、日本チャンピオンを育て、2000年度にはトレーナーとしての名誉である「エディタウンゼント賞」を受賞。
40歳から50歳までの10年間はK-1をはじめ、格闘技の指導でボクシング界を一時離れるも、51歳よりグリーンツダジムのアドバイザー兼トレーナーとして復活し、川口裕を東洋太平洋バンタム級チャンピオンに、奥本貴之を日本スーパーフライ級チャンピオンに育てた。
今現在は青少年育成として高校、大学など講演活動も行なっており、拓殖大学ボクシング部チーフアドバイザーも務めている。