山田恵里
やまだえり
五輪ソフトボール金メダリスト、日立製作所ソフトボール部
プロフィール
1984年3月生まれ、神奈川出身。小学1年生より野球を始め、中学校で男子野球部に所属。中学3年生の時には不動の1番バッターとなる。高校へ進学、女子は甲子園に出場できないと知りソフトボールに転向し、女子ソフトボールの強豪・厚木商業ではインターハイで2連覇を達成する。高校卒業後、日立製作所ソフトボール部へ入部。入部初年より主力として頭角を現し、本塁打王、打点王など数々のリーグ記録を塗り替える。
2004年にはアテネ五輪に出場し、全試合に一番打者として銅メダル獲得に貢献し、2008年の北京五輪では日本代表の主将として、打撃、守備、走塁䛾プレーでチームを引っ張り金メダル獲得。 北京五輪䛿主軸の3番打者として、決勝戦のアメリカ戦いでのホームランはチームに金メダルをもたらす一発となった。
球界初のプロ契約選手として活動を開始し、2021年東京五輪で見事金メダルを獲得。女子ソフトボール界のイチローと呼ばれる、日本ソフトボール界が誇るレジェンド選手である。
講演テーマ例
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- 夢を諦めなければ必ず叶う
- 野球との出会い。ソフトボールを始めたきっかけ。北京オリンピック出場金メダルまでの道のり。2020年の東京五輪決定。「夢に向かって諦めない」原動力とは。
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- 結果を出し続ける思考法
- セルフコントロール・モチベーションアップ・監督、コーチとのコミュニケーション、関わり方など。
活動実績
2002年 日立製作所に入社。日本リーグで本塁打王、打点王、ベストナイン、新人賞を獲得したほか、シーズン最多打点、最多得点、最多二塁打、最多盗塁、8連続安打のリーグ記録を打ち立てる。
2003年 日本代表でジャパンカップ優秀選手賞を獲得し、日本リーグでもベストナインに選ばれた。
2004年 アテネオリンピック女子ソフトボール日本代表に選出。銅メダル受賞。
2008年 北京オリンピック女子ソフトボール日本代表に選出。主将も務めた。宿敵アメリカに予選・準決勝(ページシステム)とも敗退しながら、最後の決勝で勝利。金メダル。同年、紫綬褒章受章。
2013年 アメリカ女子プロソフトボールリーグ(NPF)に参入している「シカゴ・バンディッツ」に練習生として所属し、日本リーグのオフシーズンにプロリーグに参戦。
2014年 NPFに参入している「ダラス・チャージ」に所属し参戦。