小林至
こばやしいたる
元プロ野球選手、桜美林大学教授、スポーツ経営学者
プロフィール
1968年1月生まれ、神奈川県出身。1992年に千葉ロッテマリーンズからドラフト8位指名を受け入団。東京大学史上３人目のプロ野球選手となるもプロ２年間で１軍登板はなく、1993年に自由契約となり現役引退。翌年から2000年まで渡米。コロンビア大学経営大学院でMBA(経営学修士号)取得。その後フロリダ州のテレビ局（ゴルフチャンネル）に就職。通訳、翻訳、解説などに従事。
2005年、著書「合併、売却、新規参入。たかが…されどプロ野球！」の取材の縁で渡邉恒雄氏（読売新聞主筆）から孫正義氏に紹介があり、福岡ソフトバンクホークス取締役に就任。
パ・リーグ６球団の事業会社（PLM）の初代執行役員や、NPB12球団共同事業のプロジェクトチームでは座長を務め、侍ジャパンや事業会社構想などの提案書をオーナー会議で提出。
2010年からは王貞治球団会長指導のもと、フロント実務の責任者としてチームづくりに携わる。他球団の主力や外国人選手を積極的に補強、さらに信賞必罰の年棒制度や、球界初となる三軍制の導入するなど、刺激的な活性策を講じる。
2014年、日本一を奪回できたこと、勤続10年という節目になることから福岡ソフトバンクホークスを退任。2016年に経済産業省、国土交通省、スポーツ庁が主宰する「スタジアム・アリーナ推進官民連携協議会」の幹事選出。
講演テーマ例
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- ・プロ野球ビジネスのいまとこれから
・プロ野球球団のマネジメントと地域戦略
・グローバル化とスポーツビジネス
・「前向き思考」が人生を変えた
・キャリアの作り方とプロとしての働き方
・へこたれない人生
・もうひとつの米国像 - 偏差値40台から目指した東大受験に始まり、負け続けた東大野球部時代、1軍にあがれなかったプロ野球選手時代、コロンビア大学のMBA、アメリカで現地採用のサラリーマン、参院選挙出馬、大学教授、ホークス取締役…抜擢と挫折と復活を繰り返し、波乱万丈に過ごしてきました。それぞれの局面で学んだことを、エピソードを交えてお話しします。
- ・プロ野球ビジネスのいまとこれから
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- 偉人から学んだ「生き方」「哲学」
- 道中、縁あって、手を差し伸べてくださった方々のなかには、金田正一さん、渡邉恒雄さん、孫正義さん、王貞治さんなど、立志伝中の方々もいらっしゃいまして、偉人から学んだ「生き方」「哲学」などについても触れていきます。
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- 日米文化の違い、日米プロ野球経営形態の違い
- ７年間の滞米生活を通じて得た日米文化の違い、日米プロ野球経営形態の違いについて。
また日本のプロ野球再建のために何が必要なのかを、研究と実践をもとにした視点でお話しします。
活動実績
■学歴
1986年 神奈川県立多摩高等学校卒業
1987年 東京大学経済学部文科Ⅱ類入学
1992年 東京大学経済学部経営学科卒業
1995年 コロンビア大学大学院経営学修士課程入学
1997年 コロンビア大学大学院経営学修士課程修了MBA（経営学修士号）取得
■職歴
1992-93年 千葉ロッテマリーンズ入団
1996年 The Golf Channel（フロリダ州・オーランド）入社。同時通訳者、翻訳者、コメンテーター （00年退社）
2002-06年 江戸川大学社会学部助教授就任（担当講義：経営学、スポーツ経済学、経営統計学、ゼミナール、海外経営研修）
2005-11年 福岡ソフトバンクホークス株式会社取締役
2005-14年 福岡ソフトバンクホークスマーケティング株式会社取締役
2006年 江戸川大学社会学部教授
2008年 サイバー大学客員教授
2012-14年 福岡ソフトバンクホークス株式会社海外兼中長期戦略担当部長
2014年 福岡ソフトバンクホークス株式会社執行役員球団統括本部副本部長
2015年 福岡ソフトバンクホークス株式会社顧問
2016年 スポーツ庁スタジアム・アリーナ推進官民連携協議会幹事選出
2018年 テンプル大学客員教授、立命館大学客員教授
2019年 桜美林大学 客員教授・教授
■学会および社会活動
2002年 競輪自治体懇談会委員、国際安全保障学会
2003年 日本スポーツ産業学会、NPO一橋総研、北米スポーツマネジメント学会（MASSM：North American Society for Sport Management）
2006年 福岡五輪招致アドバイザー、モバイル放送番組審議委員
2007年 東京都スポーツ振興審議会委員
■メディア出演
千葉テレビ「NEWSチバ930」「捕手里崎智也のビジネス配球術」
NHK「サンデースポーツ」プロ野球の未来を考える会議
TOKYO MX「モーニングCROSS」
NHKBS「BSディベート～どこへ向かうプロ野球改革」
NTV「ニュースプラス1」
TBS「R３０」
CX「ネプリーグ」「週刊フジテレビ批評～頑張れぱプロ野球」
EX「サンデープロジェクト」「報道ステーション」「朝まで生テレビ～激論ぱ日本のプロ野球はどこに行くのか」
BS-TBS「クイズぱ日本なんでも奥深データ」
グリーンチャンネル「競馬場の達人」
ニッポン放送「日曜競馬ニッポン」
TOKYO FM「タイムライン」
J-wave「プライムアングル」
主な著書
「僕はアメリカに幻滅した」（太陽企画出版・2000年）
「不幸に気づかないアメリカ人 幸せに気づかない日本人」（ドリームクエスト・2002年）
「アメリカの傲慢スタンダードに飲み込まれる日本」（オーエス出版・2003年）
「合併・売却・新規参入。たかが・・・されどプロ野球」（宝島社・2004年）
ほか
