村上恭和
むらかみやすかず
元卓球女子日本代表監督
プロフィール
1957年、広島県尾道市生まれ。小学6年生のときに卓球に出会う。近畿大学附属福山高校から近畿大学に進み、一貫して卓球選手として活躍。30歳のとき、和歌山相互銀行の卓球部で現役生活を終え、ママさん卓球の指導者として独立。
1990年、日本生命女子卓球部監督に就任。6年後に日本一になって以来、常勝チームとして君臨するチームに作り上げた。96年、日本女子代表コーチに就き、北京オリンピック後の2008年10月から監督就任。
ロンドンオリンピックでのメダル獲得という至上命題に、「ミッションから逆算して戦略を練る」村上流マネジメントで見事銀メダルをもたらし、リオデジャネイロオリンピックでは、東京オリンピックも意識しながら、15歳の伊藤美誠選手を積極起用して銅メダルへと導き、2大会連続メダルのミッションを見事クリアした。その戦略立案やチームづくりに力を注ぐマネジメント・スタイルがスポーツ各界はもちろん、ビジネス界からも注目されている。現在は日本生命女子卓球部総監督を務めている。