市岡裕子
いちおかゆうこ
ゴスペル歌手
プロフィール
吉本新喜劇元看板役者、故・岡八朗の長女。4歳からピアノと歌を習い始める。高校時代にジャズ、黒人音楽に触れる。
16歳の時、うつ病により母親が自死、父のアルコール依存症、新喜劇リストラ退団、さらに胃ガンと脳挫傷、弟の死と不幸が続く。家族の世話に追われる中で、ハーレムの黒人教会で本場のゴスペルに出会い、1999年ブルックリン・クイーンズ音楽院にてブラックミュージックを本格的に学び、ゴスペルシンガーの道を歩む。
講演では「人生の荒波に揉まれて来た経験から、足りないものに不平不満を言わず、有るものに感謝することを学んだ」と語り、闘病や家族間の葛藤、夢と希望を持てずに苦しんでいる人達の役に立ちたいと語る。ゴスペルコンサートではエネルギッシュなステージでゴスペルを歌い上げる。神様の愛とメッセージを届けたいと、日本国内外でこれまで700回以上の講演、コンサートを手掛ける。
講演テーマ例
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- 人生あきらめたらあかん!~全てのことに感謝~
- 母親、父親、弟…家族の死、壮絶な家族の悲劇を目の当たりにし、数々の苦難を乗り越えてきた辛い経験があったからこそ、今、こうしてステージに立ち皆さんに慰めと希望をお話しする事が出来ます。
「人生はあきらめたらあかん!」力強い生き方が人々に感動を与え、また亡父、岡八朗の思い出話も懐かしく楽しく語ります。
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- ゴスペルソングに救われて ~苦しいときこそ夢と希望と音楽を~
- 私は人生のどん底にいた時、ニューヨーク、ハーレムの黒人教会でゴスペルに出会いました。 アメリカの歴史の中で奴隷制度という過酷な試練の中、生き延び、現在の地位を獲得したアメリカ黒人の人達のゴスペルからは強さ、勇気、希望を歌う魂の叫びが聴こえてきます。私も自分の人生での試練をゴスペルによって励まされてきました。
迫力あるゴスペルを聴いて、時に涙、時に癒され、最後には生きる勇気と愛を持って、元気になって下さい。
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- 誰かがあなたを必要としている~すべての人生には目的がある~
- 私達は生き延びるために、又、幸せになる為にはお互いが必要です。あなたを必要としている人達に手を差し伸べるとき、私達は自分の人生の目的を知ることができます。しかし、あなた自身を忘れないで下さい。
自分を大切にする事が出来る人は周りの人を心から大切にする事が出来るのです。本当の人権は自分自身から始まるのです。
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- 笑いはあなたの心をいやす
- 幼少期、亡父である岡八朗に「どうして人間は笑いたいの?」と尋ねたところ「笑いは良い薬だから。」と教えられました。しかし、母の自死、父のアルコール依存性、弟の早死など家族の不幸を経験する中、もう二度と笑えないと思いました。
この講演では自分自身の面白く辛い体験談を通し、笑いの中に喜びを再び見つけ、どのように心の痛みを乗り越えたかをお話しさせて頂きます。あなたの困難もきっと乗り越えられるヒントになる涙と感動の講演会です。
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- 私の面白い家族 ~見方が変わると心が柔らかくなる~
- 亡父、岡八朗が海外旅行をする中で、又、私自身、長年の海外生活やホームステイ、外国人の夫を持つ経験を通して体験した異文化、外国人との関わりから人権や男女平等について学んだお話をさせて頂きます。
日本と違った考え方、文化を受け入れることは、私たちから恐れや偏見を消し去り、自分たちと違う文化と交わる事が私たちの差別の意識を変えるのです。偏見を持っている心は硬く、差別をしない自由な心を持つ事が、人生を少し楽に生きる方法なのです。
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- *支え、励まし、与えることの喜び 〜自分が変わると周りが変わる〜
*励まし慰め助け合い
*幸せをつかむ為の一歩一歩
*愛を持って真実と向き合おう
*アルコール依存症を知る 〜回復出来る希望を持って〜
*男(ひと)と女(ひと)を尊重して 〜心柔らかく日々楽しんで〜
• 女性と女児のエンパワーメントを図る
• なぜジェンダー平等がみんなの為になるか - *講演最後にCDを掛けて、又は、アカペラで1〜2曲ゴスペルを歌います。
*講演、トーク&コンサート、コンサートと色々なパターンが可能です。
- *支え、励まし、与えることの喜び 〜自分が変わると周りが変わる〜
活動実績
1984年
アメリカ・フロリダ州サンタフェ・コミュニティー・カレッジ秘書課卒業
1985〜1988年
株式会社MEMO’S イタリア人社長秘書
1989〜1992年
オーストラリア在住、Tomen Australia Ltd. シドニー支店テキスタイル部 部長秘書
1992〜1996年
在大阪カナダ総領事館 領事事務代理
1997〜2003年
再渡米、ニューヨーク在住、ハーレムの黒人教会でゴスペルを学ぶ
1999〜2003年
ブルックリン・クイーンズ音楽院にてJazz Vocal専攻
2001年
マクドナルド・ゴスペル・フェストに3,000人のオーディションの中から選ばれ、シシー・ヒューストン(ホイットニー・ヒューストンの母)と共演
2002年
亡父、岡八朗の芸能生活45周年記念リサイタルにて父娘共演。
2003年
NHK「にんげんドキュメント」でリサイタルに至るまでの親娘の絆が紹介される。同年、父娘共著の足跡を残した自叙伝「泣いた分だけ笑わしたる!」マガジンハウス出版を発売。 ニューヨークから帰国後、関西地区を始め日本各地でゴスペル指導に携わり現在に至る
2003年6月〜現在
せっつファミリークワイヤー、Heart of Joy, Winds Gospel Choir, House of Love Gospel Choir専属指揮、指導者
2004年~2008年迄 グラミー賞受賞ゴスペルグループ、Sound of Blacknessのリーダー、Gary Hine氏を日本に招き、大阪、東京、名古屋、新潟でゴスペルワークショップを開催。
2008年より
「市岡裕子インターナショナル・ミニストリー」を設立。タイのバンコクとチェンマイでエイズ孤児達や山岳民族の孤児達の為のチャリティー・ゴスペル・コンサートを開催、以後、毎年訪問、支援を続ける
2010年10月
「関西フランクリン・グラハム・フェスティバル」 大阪城ホールでゴスペルを賛美
2010年11月
Christmas Celebration at Evangelical Church of Bangkok, タイのインターナショナル教会でコンサート
2011年&2012年10月
台湾新竹疫錫安堂、新北市海山教会でゴスペルコンサートを開催
2014年9月
愛のメッセージコンサート、タイのチェンマイ中国人教会にて
2014年7月
網走刑務所にて受刑者の為、慰問ゴスペルコンサート
2014年11月
台湾基督長老教会双連教会でのミニコンサート
2016年10月
上海ジャパニーズクリスチャンフェローシップにて初のゴスペルワークショップ、礼拝賛美
2017年9月
バンコク日本語キリスト教会にてチャリティーコンサート、礼拝賛美
2018年3月
シカゴのFriendly Temple C.O.G.I.Cにて礼拝賛美
2019年6月
せっつファミリークワイヤー20周年記念コンサート
2019年10月
「愛があなたを待っている」 CD発売記念チャリティー・ゴスペル・コンサートを予定