山本昌邦
やまもとまさくに
サッカー解説者、国士舘大学体育学部客員教授
プロフィール
1958年4月4日、静岡県沼津市出身。
1977年、日本ユース代表選出。第19回アジアユース選手権出場。79年、日本ユニバーシアード代表選出し、ユニバーシアードメキシコ大会も出場を果たす。
80年、日本代表としてFIFAワールドカップ(スペイン)アジア地区予選出場。翌年、ヤマハ発動機株式会社 サッカー部入部。82年、日本サッカーリーグ2部優勝。翌年の83年、第62回天皇杯全日本サッカー選手権大会優勝。
引退後は日本五輪代表コーチ、U-19 日本代表監督、ジュビロ磐田ヘッドコーチ、日本代表コーチ兼日本五輪代表監督などに就任し選手指導に力を入れている。著書に『勝つ組織』『深読みサッカー論』などがある。
講演テーマ例
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- 心をつかむ人材育成術
- 人材育成において最も重要で不可欠なのが、「人のこころを育てる力」です。育成というのは人の心をどれだけ掴むのか、つまり人の心を育てるということだと思います。人の心を育て強い個を育成し、強い組織を作り上げていくということ、これこそが人材育成の本質ではないでしょうか。強烈な個性とプライドを持った日本代表選手たちの無限な可能性を引き出し、組織の中で最大限のパフォーマンスを発揮できる環境を作り上げてきた背景をじっくりとお伝えします。
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- リーダーの条件 ~次世代の指導者たちへ~
- 選手を指導する際に常に心がけていることは、選手自身に問題を考えさせ、解決法を探らせることで、“気づき”を促すことです。選手自らが問題を消化し、無限の選択肢の中からより良いプロセスを選択していく判断力・問題解決能力を養成していくことが大切なのです。リーダーは自分の主張を一方的に押し付けるのではなく、選手に“気づき”を与えること、つまり「教え上手」であると同時に「聞き上手」である必要があります。対話と気づきの繰り返し、これがリーダーに必要な資質と言えます。このように経営者・リーダーは個人に結果を追い求めるのではなく、一流になるための思考法・プロセスを浸透させ、モチベーションの維持をするための環境づくりに尽力していくことが大切でしょう。
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- 一流選手から学ぶ目標達成へのプロセス
- どのような分野においても、一流になるには、常に高い目標意識を持ち、目標に向けた並々ならぬ努力を継続していくことが不可欠です。これまでの指導経験で出会った数々の一流選手たちが、どのような姿勢を心がけ、気持ちを維持してきたかなど、目標達成へのプロセス・思考法をお話します。山本が間近で指導をしてきた中田英寿氏・中山雅史選手・川口能活選手など、サッカー界の一流選手たちのエピソードを交えながら、選手として、ビジネスマンとして飛躍していくためのヒントをお伝えします。
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- 子どもを伸ばす極意
- サッカーで子どもたちを指導する際に必ず言うことは、「失敗を恐れないでチャレンジしなさい」ということです。「結果で判断するのではなく、過程のパフォーマンスに子どもの成長の本質を見出す」という姿勢こそが、子どもの生きる力を伸ばしていくためには大切な心構えだと思います。そして、少しの成長でも「ほめて」あげることで、長所を伸ばしてあげることです。子どもは認めて欲しいという気持ちが強く、否定的なことはほとんど受け入れません。いかにして子どもの生きる力を伸ばしていくかを、教師の方々・保護者の方々と一緒に考えていきたいと思います。
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- 夢を持って生きていこう!~挑戦し、失敗した数だけ人間は成長する~
- 人は、夢に向かって生きていくことで必ず成長していきます。喜び・感動・出会い・苦しみ・挫折・・・夢中になって物事に向き合っていくことで、何事にも代えがたいかけがえのない体験を得ることができるのです。挑戦し失敗をした数だけ人間は成長し、こうした経験は必ずや人生の財産になるでしょう。「今」を大切に、夢を持って前に進み続けることの素晴らしさを伝えていきたい。
活動実績
■選手実績
1977年 日大三島高等学校卒業、日本ユース代表選出、第19回アジアユース選手権出場
1979年 日本ユニバーシアード代表選出、ユニバーシアードメキシコ大会出場
1980年 日本代表 FIFA ワールドカップ(スペイン)アジア地区予選出場
1981年 ヤマハ 発動機株式会社サッカー部入部
1982年 日本サッカーリーグ2部優勝
1983年 第62回天皇杯全日本サッカー選手権大会優勝
■指導実績
1995年 第10回 FIFA ワールドユース(U20)選手権 ベスト8、日本五輪代表コーチ就任
1996年 アトランタオリンピック出場
1997年 U19日本代表監督就任、第11回 FIFA ワールドユース(U20)選手権 ベスト8、6月度AFC最優秀コーチ賞 受賞、7月度ジュビロ磐田ヘッドコーチ 就任、10月Jリーグ2nd ステージ優勝、11月Jリーグサントリーチャンピオンシップ優勝
1998年8月 Jリーグヤマザキナビスコカップ優勝、Jリーグ1stステージ優勝、10月日本代表コーチ就任
1999年4月 第12回 FIFA ワールドユース(U20)準優勝、11月シドニーオリンピック出場権獲得
2000年9月 シドニーオリンピック ベスト8、10月 第12回アジアカップ(レバノン)優勝
2001年6月 FIFA コンフェデレーションカップ準優勝
2002年6月 FIFA ワールドカップコリア・ジャパン ベスト16、7月 日本代表コーチ兼日本五輪代表監督就任
2003年1月 日本五輪代表監督専任
2004年8月 アテネ五輪出場、11月 ジュビロ磐田監督就任
2006年6月 ジュビロ磐田監督辞任
2007年 現在に至るまで、サッカー解説者として活躍中
2009年 国士舘大学体育学部客員教授