太田宏介
おおたこうすけ
自閉の画家
プロフィール
1981年宮崎県にて太田實・愛子の次男として生まれる。2歳のとき知的障がいを伴う自閉と診断される。 11歳の時に、松澤造形教室に通い始め、本格的に絵を描き始める。太宰府西中学校に入学したのち、96年 「マリンワールド海の中道・魚の絵コンクール」にて福岡県教育委員会賞を受賞。同年にに福岡市・大和銀行ロビーにて第1回目の作品展を開催(それ以降毎年個展を開催) した。
2000年には福岡市内にある福祉作業所「工房まる」に通所し始めると、その2年後には福岡市美術館企画「ナイーブな絵画展」にルソー、ピカソ、岡本太郎、山下清、谷口六郎らそうそうたるメンバーの作品とともに2点展示された。12年、宏介の兄、太田信介が弟とともに絵画と仕事を通じて一緒に生きていく決意。宏介を中心に障がいを持ちながら、絵画を描くアーティストを対象に、絵画を販売・レンタルを促進する事業、「絵届け問屋kousuke」を開業する。
翌年には第17回個展「福岡が生んだ自閉の画家 太田宏介を東京銀座の柴山画廊で開催。14年には福岡アジア美術館にて、「自閉の画家年太田宏介年~22年の軌跡~」を九州朝日放送の主催で開催した。
18年 「障がい支援年福岡おやじたい」企画、書道家金澤翔子さんとのコラボイベント、成城さくらさくギャラリーにて初の企画展を開催するなど精力的に活動している。
24年にはTBS系列、金曜ドラマ「ライオンの隠れ家」で自閉スペクトラム症の青年(演・坂東龍汰さん)が描く絵として採用される。
講演テーマ例
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※講演は太田宏介氏のライブイベントと、母・愛子さん、もしくは兄・信介さんの講演をセットにしています。
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- 幸せと生きがい
目標設定
魅力あるパーソナルティー
子供の可能性
可能性への挑戦
無限の可能性
母親は太陽
子育て親育て - ◆太田愛子のプロフィール
知的障害を伴う中度の自閉症の次男を、画家として育てる。「幸せと生きがい」といったテーマで講演150回、また障がいの子育て向けに、「可能性への挑戦」等の講演を実施。
- 幸せと生きがい
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- 脱サラ起業。チャレンジをし、悔いのない人生を!
きょうだいの絆。~障がいのある弟と共に歩む~
ぶっちゃげます。~親には言えなかったきょうだいのホンネ!~
絵画で食べていく!
障がいのある人の仕事づくり - ◆太田信介のプロフィール
1974年生まれ、福岡県太宰府市出身。2012年に脱サラ企業をし、弟である太田宏介氏の作品を絵画販売・絵画レンタルを中心とする事業を創業。2022年に法人化し、ギャラリー宏介株式会社の代表取締役となる。2013年から福岡きょうだい会で、障がいのあるきょうだいの活動を始め、2021年には全国きょうだい会事務局長に就任。
- 脱サラ起業。チャレンジをし、悔いのない人生を!
活動実績
1981年 宮崎県にて生まれる。2歳で知的障害を伴う自閉症と診断される。
1992年 松澤造形教室に通い始める。(本格的に絵を描き始める)
1996年 福岡市大和銀行ロビーにて、第1回目の個展を開催。それ以降毎年個展を開催。
2002年 福岡市美術館企画「ナイーブな絵画展」にルソー・ピカソ・岡本太郎・山下清などと2点展示される。
2013年 日本野鳥の会「80周年Tシャツコンテスト」にて、最優秀賞受賞。
2014年 九州朝日放送主催で「自閉の画家 太田宏介 22年の軌跡」を福岡市アジア美術館にて開催。72点を展示。6日間での来場者が2504名。
2016年 阿武松部屋阿夢露関の化粧まわしに、「ひまわり」が使用される。
2017年 FBS福岡放送企画、「24時間テレビ」にて、巨大ペットボトルキャップアートの原画 担当出演。
2018年 書道家金澤翔子さんとのコラボイベント開催。福岡市東区千早ナミキスクエアにて
2021年 NHKドキュメンタリー「絵が自由をくれた~自閉症の画家と家族~」が全国放送される。
2023年 海外初個展を台湾のノボテル台北にて開催。
2024年 TBS系列、金曜ドラマ「ライオンの隠れ家」で、自閉スペクトラム症の青年(演・坂東龍汰さん)が描く絵として採用される。
2024年 福岡県太宰府市五条に「太田宏介アトリエ館」オープン。
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