オスマン・サンコン
おすまん・さんこん
タレント、ギニア大使館顧問・日本ギニア友好協会理事長
プロフィール
1949年3月生まれ、ギニア共和国出身。ギニア・コナクリ大学卒業後、フランス・ソルボンヌ大学へ留学。ギニア外務省に入省する。
1972年駐日ギニア大使館設立のため来日した後、中米ギニア大使館に勤務する。その後再来日し、アフリカのことを日本人に知ってもらうため、タレント活動を開始する。「1コン2コン・サンコン!」のフレーズにて、タレントとして日本ではすっかりおなじみに。その傍ら、人とのつながりをとても大切にし、日本全国様々な場面での講演会、老人ホームでのボランティア活動、ギニアでの小学校建設、緊急物資を送るなど母国への支援も行なう。
来日以来50年以上経ったのちも、各アフリカ大使館のアドバイザーとしても精力的に活動を続け、2013年には日本外務大臣より表彰、更には2017年には旭日双光章受賞に至り、自他ともに認める日本とアフリカの架け橋となる。
現在は徳之島、南魚沼市の観光大使なども務め、全国各地で講演活動を行い、アフリカの現状やSDGsや人権問題などについて伝え続ける。
講演テーマ例
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- SDGsの時代を生きる
- サステナブルの意味は、ずーっと続くということ。すぐやってハイ終わりではないと語るサンコン。一杯の水を飲み干さずに大地に還す習慣のあるギニア。世界平和へ繋がるというその真意とは。
17項目あるSDGsの基本目標から、誰でも簡単に始められるSDGsを語ります。
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- 人権を守るということ
- 黒人であること、障害者であること、ギニア、フランス、アメリカ、日本で過ごし様々な差別に接して来たサンコンがたどり着いた結論は、命の大切さを知ること。
平和をこよなく愛するサンコンならではのグローバルな視点で、人権意識の第一歩から語ります。
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- 教育のない世界と母の教え
- 教育の欠如から、その資源の価値を知らずに大半を搾取されてきたアフリカ。そこからもたらされた貧困と紛争。翻って日本では教育の充実にかかわらず、闇バイトに手を染める若者たち。
障害を負ったサンコンを支えた母の教え、そして大変な環境で生きていくことの大切さを教えてくれたアフリカの大地の知恵。様々なエピソードを交え、教育の問題を語ります。
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- 視力6.0から見た日本
- 視力6.0という動物のような視力と視点で、日本と 世界をみてきたサンコン。なんでも見てしまうサンコンの目を通し、今の日本の何が、どう問題なのか。今後の国際交流や国際貢献など、世界に対する日本 のあり方を問いかけ、心の視力を見つけ出します。
視力が下がった話など、面白エピソードなども随時盛り込んでいきます。
活動実績
■経歴
1972 ギニア外務省入省 同年来日し、大使館設立
1979 ワシントンD.C.のギニア大使館勤務
1984 再来日。笑っていいとものオーディションを受け、タレント活動開始
2013 日本外務大臣賞受賞
2017 旭日双光章受章
■メディア出演
「笑っていいとも」「元気が出るテレビ!!」他多数