アン・クレシーニ
あんくれしーに
北九州市立大学基盤教育センターひびきの分室 准教授
プロフィール
1974年生まれ、米国・バージニア州出身。1997年に初来日し、2002年オールド・ドミニオン大学にて応用言語学を学ぶ。2003年修士号を取得した後、同大学と姉妹校である北九州市立大学の教壇に立つ。
大学教員を務めるほか、ラジオのパーソナリティ、コラムニスト、講演会講師として活躍している。
講演テーマ例
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- アンちゃんと語ろう「多様性社会」
- 「多様性社会」というスローガンが叫ばれる現在、身近なところに無数の「アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見、思い込み)」が存在しています。
日本生まれ日本育ちで外国にルーツがある子どもに対して、“ガイジンなのに、日本語がうまいね!”と声をかける人はいませんか?企業の営業担当者が女性に向かって“今日はご主人様はご不在ですか?家の名義はご主人様ですよね?”などと言っているのを聞いたことはありませんか?
身近なアンコンシャスバイアスについて考えながら、真の多様性とは何なのか?ご一緒に考えましょう!
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- アンちゃんと学ぼう「言葉と世界観」
- 文化や世界観を学ぶことなしに、言語をマスターすることは出来ません。日本語は神道や仏教の影響を強く受けた言語です。「いただきます」「ごちそうさまでした」「ご縁に感謝いたします」 これらの日本語は英語には、なかなか訳せません。
私はよく「アンちゃん、あなたの前世はきっと日本人だね!」と言われますが、キリスト教が文化の基盤であるアメリカ人にとって、この「前世」という概念も仏教の知識なしには理解できないものです。
言葉を支える文化、さらに文化を支えている世界観を学ぶことで、あなたの人生はきっと一層豊かになること間違いなしです!
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- アンちゃんの「超面白い和製英語の世界」
- 「和製英語」とは何でしょうか? “シャープペンシル”“アメリカンコーヒー”“ペットボトル”“ベビーベッド”“ランニングマシーン”、等々、私たちの身の回りには和製英語があふれています。和製英語とは、「日本人が作り出した英語っぽく聞こえる日本語」なのです。
日本人同士の会話では便利な和製英語ですが、英語圏では残念ながら通じません。しかしながら、和製英語には、日本人の知恵や創造性がたくさん詰まっています。
どうしてこのような和製英語が誕生したのか?正しい英語と比較してどのような面白い発見があるのか? 私と一緒に楽しく和製英語の世界を探検しましょう!
活動実績
2003年 北九州市立大学 語学教員
2008年 北九州市立大学 講師
2012年 北九州市立大学 准教授
■メディア出演
BS-JAPAN「ワタシが日本に住む理由」
TBS「メイドインジャパン」「マツコの知らない世界」
FMちょっくらじお「アンちゃんのことばカフェ」
RKBラジオ「カラフルハイスクール~本音で語ろう~」
主な著書
フォトギャラリー