みたらし加奈
みたらしかな
臨床心理士、公認心理師
プロフィール
1993年東京都生まれ。大学院卒業後、総合病院の精神科に勤務。専門家と共に性被害や性的同意に関する情報を発信するメディア『mimosas(ミモザ)』の代表副理事も務め、女性パートナーと共にYouTubeチャンネル「わがしChannel」を配信、登録者数は46,500人を超えている。
現在は、国際心理支援協会に勤務し「絵画療法」も取り入れたメンタルへルスを実施。メディアにも出演し、SNSを通して精神疾患の認知を広める活動を行っている。
2020年6月にエッセイ集『マインドトークあなたと私の心の話』を、2021年12月には児童書でオリジナルストーリー『テイラー声をさがす物語』を出版し、同年、自分らしさを表現し、全ての女性に勇気を与え、価値ある活動を行う人を表彰する「ロレアル パリWOMEN of WORTH Award」文化人部門を受賞。
- 講師ジャンル
- 出身・ゆかり
講演テーマ例
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- 「性的マイノリティと心の支援」
- 日本では欧米よりも「ダイバーシティ」への意識が依然として低く、生きづらさを感じ心に大きな不安を抱える性的マイノリティの方々が多くいらっしゃいます。
LGBTQ当事者・臨床心理士として経験してきた「気づくこと・理解すること」をお話しし、皆様と共に考える時間にしたいと思います。
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- 「マイクロアグレッション(無意識の偏見)との向き合い方」
- 情報社会が加速しフェイクニュースも無数にある現代、「あの人(達)は○○だから○○だよね」と私たちは無意識に偏った見方をする場合があります。やがて思い込みから、相手を傷つけてしまう言動に出てしまい、加害者になる可能性もあります。
マイクロアグレッションは、日常生活において大変身近であるからこそ、理解を深めることがとても重要になります。
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- 「若者のメンタルケア」
- 「若者」と言っても個々に様々なバックグラウンドがあります。コロナ禍で進学しても友人を作れない環境、就職しても会社に行けない環境。また、孤立する若者や鬱病と診断される若者も増加し、自殺率も高くなっており、若者へのメンタルケアのニーズは急激に高まっています。
コロナ禍で生きる若者への「理解と関心」を深める時間にしたいと思います。
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- 「コロナ禍におけるメンタルヘルスケア」
- コロナの世界的大流行により、多くの方々が家族・友人・恋人との付き合い方、仕事・職場への向き合い方、そして生き方を見直すきっかけとなりました。自身の取り巻く環境に不安を覚えモチベーションを保てない方々も多くいらっしゃいます。
コロナ流行後に、メンタルケアの依頼が非常に多くなっており、不安やストレスを溜めないために事例を紹介しながら、皆様と共に考える時間にしたいと思います。
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- 「ウェルビーイングと向き合う」
- 世界保健機関(WHO)憲章の前文やSDGsの17の目標の一つにも「WELL-BEING(ウェルビーイング)」に関しての表記があり、生活や仕事をする上で大変重要な意識の一つです。ビジネスでも健康リテラシーの向上により心も体も健康であることが、企業への貢献につながると、「ウェルビーイング」取り入れている企業が増えています。
臨床心理学の視点からウェルビーイングと向き合うアドバイスをお話し、皆様と共に考える時間にしたいと思います。
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- 「SOGI(ソジ)について考えよう」
- 「LGBTQ」と「SOGI」。同じ性的指向に思いがちですが、SOGIは全ての人に関わるため、LGBTよりも広い概念を持ち、国連の文章でも「LGBT」ではなく「SOGI」が使われています。「SOGI」は他人事ではなく、全ての人が当事者になります。
LGBTQ当事者として様々な現場や人々との交流を通して知った「SOGI」への理解を深めるお話しで皆様と共に考える時間にしたいと思います。
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「身近な人のメンタルヘルスケア」
「なぜ日本ではメンタルヘルスケアが広がらないのか」
活動実績
臨床心理士として国際心理支援協会に勤務。専門家としてメンタルヘルスに関する講演のほか、LGBTQ+の当事者としてマイノリティーへの理解を深め、差別や偏見をなくす一端を担う講演を企業や団体などを行っております。
「臨床心理士」とは、臨床心理学にもとづく知識や技術を用いて“こころ”の問題にアプローチする“心の専門家”です。みたらし加奈が「なぜ臨床心理士になり、寄り添うのか」。コロナ禍におけるメンタルヘルスの影響や、明日からできる家族や友人、大切な人のヘルプサインを感じ取る方法とその寄り添い方などについても講演します。
<メディア出演>
TOKYO MX「モーニングFLAG」(レギュラーコメンテーター)(2021.4~)※現在出演中
NHK「虹クロ」(2021. 11)
JWAVE「ACROSS THE SKY」(2021.11)
TBS「NEWS23」(2020. 10)
NHK「クローズアップ現代」「おはよう日本」(2020.9)
日テレNEWS24「The SOCI A L」(2020.9)
<連載>
『毎日を生きやすくするブレイクトーク。』yoi (2021.11~)
『誰もが生きやすい未来』日経WOMAN (2021.3~10)
『悩める若者たちの心にSNSを通して寄り添う臨床心理士が伝えたい、こころの話。』WEZZY (2020.4~2021.3)
<インタビュー・取材歴>
Numero 『臨床心理士のみたらし加奈がコロナ疲れのお悩みにアドバイス!』(2020.8)
MAQUIA 『ボディポジティブな考え方にまつわるQ&A』(2021.4)
ELLE・ELLEgirl 『病気や障がいとポジティブに付き合っていくには』(2021.5)
VOCE 『臨床心理士・みたらし加奈さん「自分軸で美しさを決めたら気持ちがラクに』(2021.6)
Forbes 『臨床心理士のみたらし加奈と話す「LGBTQ+とメンタルヘルス」のこと』(2021.8) その他多数
< CM出演 >
LIFULL HOME’S 『わがしChannel 大量分身ホームズくん「LGBTQフレンドリー」篇』(2022.1~)
adidas 『ALWAYS BEEN, ALWAYS ORIGINAL オリジナルに生きてく』イメージキャラクター就任(2022.2~)