北別府学
きたべっぷまなぶ
元プロ野球選手
プロフィール
1957年7月12日生まれ。鹿児島出身。宮崎県立都城農業高等学校2年生の時に、秋季大会で完全試合を達成。75年のドラフト会議で1位指名を受け、広島カープに入団。このときはまだ全国的には無名の存在だったが、絶妙な制球力を武器に入団2年目から先発ローテーション入り。3年目には10勝を上げ、この年から11年連続で2桁勝利を達成。82年には20勝を収め、最多勝と沢村賞を獲得した。86年には9月、10月で7勝0敗を記録し、チームのリーグ優勝に大きく貢献。最多勝、最優秀防衛率、最高勝率、MVP、沢村賞に輝いた。
94年に現役引退を表明。現役時代の残した通算213勝は日本プロ野球歴代19位(2018年シーズン終了後現在)の記録。日本シリーズには5度出場。引退後は広島ホームテレビ・テレビ朝日野球解説者に就任し、その後01~04年まで広島の投手コーチを務める。12年には野球殿堂入りを果たした。
コーチ退団後は、広島ホームテレビの野球解説者として活動する傍ら、日本にとどまらず中国や韓国でも野球の普及と指導活動を行っている。
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